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"Smoke Jumper(スモーク・ジャンパー)" 〜パラシュートで山火事現場に降り立つ危険なお仕事

広い世界には
無謀とも言える危険なお仕事がいくつもあるものです。

気象分野では
ハリケーンに飛行機でつっこむ”ハリケーンハンター”(公務員)や
トルネードを追いかける”トルネードハンター”、
嵐を追いかける”ストームチェイサー”などが有名です。

こちらのスモーク・ジャンパーは消防員

道路のない山奥などの火災現場に飛行機で向かい
重い荷物と共にパラシュートで降下し
いち早く消火活動をする人たちです。

その歴史は古く
80年ほど前の1934年からあるそうです。

アメリカでは400名ほどが活動していて
カナダ、オーストラリアやロシアなどでも
スモーク・ジャンパーが活躍中。

アラスカで活動するスモーク・ジャンパー
合衆国内務省土地管理局のウェブサイトより

彼らは背中にパラシュート、お腹に予備のパラシュートと個人の荷物、
両足のポケットにロープやジャケットなどを詰め込んで火災現場へジャンプ!
その他に飛行機から投下される荷物でキャンプをし
応援なしで48時間は過ごせるそうです。

出動命令が出たら2分で着替え
わすか6分で飛行機の準備が整い出発します。

山火事の消火だけでも危険な仕事なのに
未開の地とも言える場所に果敢に飛び込んでいく
なんとも勇敢な人たちです。

スモーク・ジャンパーについては
わかりやすくまとめた記事がありました。

アラスカでは只今スモーク・ジャンパー募集中
ここに詳しい解説もあります。


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