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名前のついたトロピカル・ストームが初めてアフリカに上陸

インド洋の南西部で生まれた低気圧が発達して
ANA(アナ)という名前が付けられました。

日本付近の台風やアメリカのハリケーンと同じように
世界中で熱帯の低気圧が一定以上に強くなったら
名前をつけていく決まりがあります。

日本では毎年30個近く発生するので当たり前のようになっていますが、
インド洋南西部で
名前の付くほどに低気圧が発達したのは
意外にもこれが初めての事なのです。

名前のリストはすでにずいぶん前から準備されていて
ABC順で一番最初のANAが付けられたのです。

名前は可愛らしいのですが、この熱帯低気圧はかなりの暴れん坊。

マダガスカルを横断して洪水などをもたらした後
アフリカの東海上でさらに発達
24日にはモザンビークに上陸
近隣のマラウイなどにも大きな被害が出ています。

熱帯低気圧の発達には温暖化との関係が指摘されています。
こんな所にも気候変動の影響が現れているのでしょうか。

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