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ハリケーンハンター初出動

アメリカにはハリケーンハンターという公務員のお仕事があります。
読んで字の如く
ハリケーンの中に何度も突撃して直接データを取る他、
空から観測機器を落下させて垂直構造のデータを集めます。

専用の飛行機は10機ほど。

ハリケーンの当たり年だった昨年は146ミッション
合計1300時間ほど飛行しました。

トルネードハンターやストームチェイサーと呼ばれる人々もいますが、
こちらは民間の血気盛んな方々です。

今回彼らに与えられたミッションは
ハリケーンになるかもしれない低気圧を調べること。

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この図の赤い❌印の部分の調査です。

まだなんてことない雲のエリアなのですが
ここが発達して北上し
ルイジアナ州やミシシッピ州と言った湾岸エリアに
上陸するという予想が強くなってきたからです。

予報が的中したら今シーズン初のストーム上陸です。

この辺りは雨が多くて洪水が多く発生しています。
ハリケーン勢力まで発達しなくても
大雨をもたらす危険があるのです。

今年もハリケーンが平年より多くなるというのがNOAAの予報。

ハリケーンハンターたちの危険な任務もいよいよ活動開始です。

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