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・・・ところ変われば予報も変わる・・・アメリカは毛虫で寒さ予想

この冬の寒さはどうなのかな?
昔から世界中の人たちが気にかけてきた事ですね。

アメリカでは古くからある種の毛虫の”毛”の様子から
冬の寒さを占ってきました。

毛虫の名前はWoolly Bear Caterpillar
ウーリー・ベアー・キャタピラー = 毛むくじゃらのクマのような毛虫
なかなか愛嬌のある毛虫です。

アメリカ国立気象局(NWS)にも
この毛虫予報に関する解説がありましたので
そこから写真を拝借して下に載せてみました。


Woolly Bear Caterpillar

オレンジと黒の二色の毛に覆われていて
冬の温度によって秋の毛の配分が変わると言われています。

黒が多ければより寒い
頭に黒が多ければ、冬の最初が寒く
尻尾に黒が多ければ冬の終盤が冷え込むと言った具合です。

まあ、科学者のリサーチによると
毛の配分は食料や日数などによって変わるとのですが。

それでも驚くのはその的中率。
80%から85%だそうで
真面目に長期予報を担当している人が
やる気をなくしそうな高確率です。
この色柄を思い浮かべながら予報すればいいのかしら。

だからこそ人々が伝承し続けているのかもしれません。

こちらは政府の野生動物サービスの最近のツイート。
9匹中8匹の毛が暖冬だとの事。

この毛虫、なんだかタワシみたいで可愛い。
結果が楽しみです。

アメリカは2月になると
Groundhog(グラウンドホッグ、大きなネズミみたいなリスみたいな動物)が
冬の終わりの予想をしてくれます。

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