【映画感想】MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
(この記事はあらすじと若干のネタバレを含みます)
この映画を一言で表すと
「何を言うかではない、誰が言うかだ!」
日本の上申制度とタイムループをうまく混ぜ合わせた脚本に脱帽しました。
あらすじは以下の通りです。
同じ1週間をタイムリープしている原因が部長にあるのですが、平社員からそれを伝えたところで信じてもらえないため、1人ずつ下の役職から説得していき、最終的に部長にタイムリープしていることを伝える・・という物語です。
日本企業の悪い(?)ところをうまく皮肉りつつギャグテイストに脚本が進行していくので、どんどん続きが気になります。
登場人物も「主人公」「後輩1」「後輩2」「先輩」「上司」「部長」そして「書記」と主要メンバーは少ないため、すぐに覚えられます。
個人的に面白いなと感じたところは、物語のベースである「上申制度」に当てはまらない存在が1人だけいるのですが、その存在の魅せ方が上手いなと感じました。
後半は物語全体を締めるために、部長の秘密や主人公の仕事の考え方などわりとシリアスよりに話が展開されます(前半と比べればという程度ですが)
そして、最後にはちょっとした感動も・・
クスッと笑える映画が見たい人、お仕事系の映画が見たい人、SF(少し不思議)な映画が見たい人、仕事ってなんだろうと考えている人、色々な方に刺さる作品だと思うので是非視聴してみては如何でしょうか。
※2024年2月時点ではNetflixで視聴可能なようです。
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