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“ 額ブチスト “ふたたび‼︎
(画像は、Mari Endoの版画作品「ある日のこと」より)
額ブチは、額縁のことである。
額は、昔から大好きだった♡。
絵よりも見るくらい。
「この額装、かっこいいなぁ」って。
もちろん、
好きが高じて、
額縁屋でも二箇所ほど働いていた。
額を作るのではなく、コーディネート。
ただ、とある額縁屋では、
スノッブな店主とひどく相性が悪く、
怒られていた記憶しかない(笑)。
不思議とあの頃の私は、
自分自身、ひどく不器用に感じた、、、。
時々、ギャラリー仕事の一環で額装を承る。
それは、ワクワクのはじまり。
あの作品に対し、お相手の方のご要望、印象や好みなど。
すべてを考慮し、この一点!という額縁を導き出す!
“ 額ブチスト “という肩書きを
若い頃、自分でつくって使ってみたが、
周囲に笑われ、迷走して自信をなくし、
結局、短い期間で辞めてしまった、、、。
ありがたいことに、
今回、Mari Endo展の作品が売れ、
額装コーディネートを何点も請け負った。
あわせて、スケールとマットカッターを購入。
紙マットを自分でカットできると、
できることが、ぐんっと増える。
練習してみることにした。
Mariさんの作品は興味深い。
水色、赤 黒と白という決まった色で刷られたシリーズなのだが、
一点ずつ、醸し出す雰囲気が、
なんとも多様なのだ。
それだけ、日々の感情が、
豊かに動いていることをうかがい知れる。
それゆえ、一点ずつに
似合う額装が異なり、えらび甲斐がある。
今回を機に、
“ 額ブチスト ”という呼び名を、
ふたたび登場させようと思う。
肩書きみたいな堅苦しいものではなく、
ニックネームみたいなものかな。
世の中では、
「フレーマー」と呼ばれる仕事だが、
この” 額ブチスト “という
奇妙な音の響きとあそび心が、
今の私には、
笑ってしまうほどしっくりきて、
誇らしいほどだよ♡
今日も読んでいただき、
ありがとうございました。
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