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夜と声 【散文詩】




わたしの感情があなたに届くまで、わたしは目を閉じてあなたの言葉を静かに待っている、あなたの代わりに抱きしめた夜がわたしの心で泣いている、どうして夜は朝みたいに明るくなれないのと泣いている、わたしは泣いちゃう夜をあなたの姿に投影して泣かなくても夜は夜で大丈夫だよと言葉を伝える。あなたの手を強く握りたい、何があっても大丈夫だよと伝えたい、朝が来たら何もかも忘れて寝ようと言いたい、わたしたちは今を全力で生きている。夜中の3時を回ったころ、あなたの影がわたしの隣で踊る、あなたの思い出ひとつ頬を触れながら、嗚呼、夜が終わっていく。




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きみのために風は吹いている そう思えるのはきみのかけがえのない生活が、日々が、 言葉となって浮かんでくるからだと思う きみが今生きていること、それを不器用でも表現していることが わたしの言葉になる 大丈夫、きみはきみのままで素敵だよ 読んでいただきありがとうございます。 夜野