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【アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方】変化に強くなる「考える葦」で磨く成長力と判断力

📚仲山 進也|アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方: カオスな環境に強い「頭のよさ」とは

こんな方におすすめ!
✅成長スピードを上げたい!
✅行動に移せる思考力を身につけたい!
✅変化の中での判断力を速くしたい!

 今回は、『アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方』から、状況判断力と成長スピードを上げる思考法について紹介します。
 成長し続けるためには、ただ単に努力するだけではなく、正しい「思考法」を持つことが重要です。今回は『アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方』を参考に、判断力と成長力を向上させるための具体的な思考法を紹介します。カオスな環境でも揺るがない「頭のよさ」を手に入れ、より良い選択をし、行動に移す力を身につけましょう。


1.情報量を集める

 観察力を高めるためにまずは、見えないものを知ることです。見えないものとは、知識がなかったり興味がなかったり偏見があるものです。これらは、物理的には見えていたとしても、頭の中では認識できていません。 これらを踏まえた上で、情報をインプットする観察力を高めていきます。

観察力とは
・視点:どこを
・視野:どこまで
・視座:どこから
・視差:相手と見てるもの違い

観察力を上げると自由になれる

 観察力を上げる目的は、選択肢を増やすためです。選択肢が増えるといことは、自由度が高まるということです。自由度が高まると、自分の価値基準で物事を選ぶことができるようになり、他人に選ばされている状況を変えることができるようになります。つまり、観察力を高めると、入ってくる情報量が増えるため、自由に選択できるようになります。

観察力の上げ方

 では、見えるものを増やすにはどうすればいいのか。そこで、観察力を高める2つのポイントを紹介します。

・視野を広げて、入ってくる情報量を増やす。
・偏見をなくして情報の吸収率を上げる。

 まず一つ目の視野を広げる方法は、視点を増やす視座を変えるです。視点を増やすとは、言葉の通り、見てるものを増やすことです。同じ視野の中でも、見ている点を変えることで情報量を増やすことができます。また、視座を変えるとは、高いところ・低いところ、近く・遠くなどの見ている場所を変えてものごとも見ることです。これは、頭の中で立場を変えるだけでなく、物理的に変えてみると偏見もなくなり、新たな情報を得ることができるようになります。
 そして二つ目の偏見をなくす方法は、心理的柔軟性を身につけることです。心理的柔軟性とは、素直に受け止めることです。なぜなら、偏見は完全になくならないからです。その上で、自分の解釈を含めた評価ではなく、事実そのままを受け取るようにしましょう。

Pint💡
 観察力においては、入ってくる情報量を増やすことです。その上で、吸収率を高める素直さを身につけましょう。


2.良質な選択をする

 判断するとは、自分の中の価値基準をもとに、どれを選ぶか決めることです。しかし、入ってきた情報がわかっていない状態だと処理することができません。わからない状態とは、入っていきた情報を分けられていない状態です。そこで、まずは自分のわかるところまでわけていきましょう。

良い判断基準を持つ

 良い判断基準のためには、ポジティブな方向、成長できる方向へ導くための基準を持つことです。「思って」しまうことはしょうがないです。しかし、「思った」後にプラスに変えるための方法を「考えらる」ことが大事になってきます。ネガティブをポジティブに変えるワードとして、「それはちょうどいい!」が紹介されています。この言葉の後には、プラスの言葉が自然と出てきやすくなります。ぜひ、ネガティブなときこそ「それはちょうどいい!」と言ってみてください!

仮説思考も必要

 また、判断するときには仮説思考も必要になります。仮説がたてられているとは、選択肢を選んだ理由(基準)が言語化できている状態です。これは、今後振り返るときに、判断力を鍛えるのに大きく役立ちます。しかし、仮説を鈍らせるものがあります。それは、「他人の目」です。他人の目を気にすることは、他人の基準になってしまっているので、自分の基準で選択できるように、他人の目を気にしないことも必要です。また、悩んだまま動けない状態ではなく、動くために考えて、とにかくやってみましょう。

Pint💡
 判断においては、質が大事です。観察で大量に入れた情報をしっかり選択できるように、自分の価値基準を常にアップデートしていきましょう。


3.実行サイクル

 実行するとは、仮説をたてて、実際にやってみて、それを振り返り、適応していく作業です。このサイクルをたくさん、速く行うことで自分を成長させることができます。

言語化の力

 この流れの中では、振り返り時の言語化がポイントになります。言語化するメリットは、頭の整理と、無意識の意識化です。仮説と実際の結果の違いを整理したり、無意識にできてしまったことを意識的にできるようにするために、言語化を行なっていきます。言語化する時は、まず成功要因から考え始めます。事実と意図をはっきりさせた上で、失敗した時と比較します。この比較で分かったことが、次の課題になります。そして、課題をこなして、今とのギャップをなくしていくことで、理想の自分に近づくことができます。

習慣までの道のり

知らない(知識の壁)
 →知る(行動の壁)
  →やってみる(気づきの壁)
    →わかる(技術の壁)
     →できる(習慣の壁)
      →している

 これらの壁を経て、自分のものとして身につけることができます。これらの壁を越えるためのポイントは3つです。

□ やってみる
□「どうやったらできるか?」仮説をたてる
□ 反復練習

Pint💡
 実行においては仮説→試行→検証→規範化のサイクルをいかに多く、速く回せるかです。そのために、とにかくやってみる精神を身につけましょう。


4.加減乗除の成長力

 成長段階は、加減乗除の繰り返しで、今の自分によってそれぞれ使い分ける必要があります。それぞれ一つずつ説明していきます。

▶︎加
 まずは、えるのステージです。この段階では、とにかく好き嫌いせずに量をこなしていきます。ここでは、やってるうちにスイッチが入るので、スイッチが入るのを待たないことがポイントになります。さらに、できるまで続けることもポイントです。とにかくやることだけ考えて行動してください。

▶︎減
 次に、のステージです。この段階では、好き嫌いせず加えたものの中で、嫌いなものを減らしていきます。自分の好きを増やすにはどうしたらいいのか考え、嫌いなものをなるべく減らしていきましょう。

▶︎乗
 次は、のステージです。この段階では、好き同士を掛け合わせていきます。好き同士を掛け合わせて、さらなる強みにしていきましょう。

▶︎除
 最後は、のステージです。この段階では、一つのことをすれば、二つ以上のことができてしまうようにしていきます。つまり、作業をくくっていきます。あくまで、二つのことを同時にやるのではなく、一つのことで、二つのことが終わってしまうようにくくりましょう。

Pint💡
 成長段階は繰り返しの作業です。徐まで行ったら、また加から成長を始めていきましょう。また、自分のいる段階に合わせた加減乗除を行いましょう。


まとめ

 『アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方』から学んだ思考法を実践することで、あなたも観察力を高め、判断力を磨き、そして成長し続ける力を手に入れることができます。本日紹介した方法をぜひ実践し、日々の変化に柔軟に対応できる自分を育てましょう。

 最後まで読んで頂きありがとうございます。
 ぜひ、漫画もチェックしてみてください。

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