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「声」の響きを邪魔するもの

こんにちは!
ナチュラルボイス覚醒トレーナーのひろです。

マスクをつける生活が始まって、早数年。
自粛や少人数での会合が日常化し、人との会話が減少したり大きな声を出すこともなくなったりしている現在。

おそらく、多くの人の「ある場所」の筋力が衰え始めています。
どこだと思いますか?

弱ってませんか?あなたの〇〇の筋肉

一部のテレワーク化が進み、座っている時間が増えた人も居るので、色んな場所の筋肉を想定されたでしょう。きっとそれも正解です!

が、「声」の響きを邪魔するものという視点でいくと、注目してほしいのはここ!

「舌」の筋肉です。

「舌」は筋肉の塊だということはご存知ですか?
呼吸、会話(発声)、食事、このどれもに欠かせない存在です。

中でも、特に動き(運動量)を必要とするのが「会話」ではないでしょうか?

「食事」は毎日する行為ではあるものの、噛み応えのある硬めの食材を食べる時でないと舌の出番は少ないように思います(意識的に動かしている人は別です)。

一方「会話」では、人が言葉を発するとき、半数以上の子音を作るために舌が自然と動きます。
これは明瞭に音を作ろうとすればするほどしっかり動くので、小声で話している時の動きは非常に小さいです。

自粛生活は、〇〇の筋肉が弱る生活スタイル

ここで、冒頭の話を思い出してください。

私たちは自粛生活で人との会話が減り、話すとしても飛沫に注意して大声を出さないようにしているので、この数年間「舌」の活動が一気に減少しています。

使われない筋肉は凝り固まって動きが悪くなり、最終的には衰えてしまいます。そうなった「舌」は次第に重力への抵抗ができなくなり、喉の奥へと落ちていきます。

すると、「声」の響きが奥に引っ込んでこもったものになり、聞こえにくくなるんです!

しかも、「舌」が落ちたことで鼻呼吸がしにくくなり口呼吸になったり、呼吸そのものが浅くなったりするためにますます「声」が遠くに飛ばなくなります。

こうして、「声」の響きを邪魔するものが出来あがってしまいました!

もし今の自分の「声」の響きが悪いな、出しづらいな、と感じているのであれば、一度この「舌」に注目してみて下さい。

出し入れしたり回したり、一日一回動かす時間を作るだけでも変わりますよ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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