歪曲讃歌

あなたの人生が様々な色で埋め尽くされるように。目の前のあなたに祝福を。感謝は偽善ではないと思えるようになったのは大人になったからなのかな?

それはきっとあなたに出会って、元から歪んでいたものが更に歪んできたのが原因。あなたに出会ってからの歪みは私をろ過するように綺麗に歪めていった。

層を一段とまた一段と通過するごとに歪んでいく私。あなたに触れるたび想うたび歪んでいく私。その歪みはいびつな私を綺麗にした。

水が流れるように、風がふくように、木が育つように。当たり前に感じる事を気づかせ私が私である事を当たり前にしたあなたの強かな意思に感謝を。

歪んでいた私をさらに歪ませたあなた。不安定を許してくれた。それを偽善だとは思わなかった。真っ直ぐに私をみるあなたに偽善なんてできるはずがない。

信じるとか信じないではない。土に雨水が染み込むようにあなたの歪みが心に染み込む。それがまた私を私にする。

バカみたいってあなたは笑うの?それでもいいの。歪みを繰り返して綺麗になった私の心には真っ直ぐなあなたへの感謝だけを写すの。

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