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013 つくばねの【令和訳百人一首】

【原文】

つくばねの 峰よりおつる みなの川

恋ぞつもりて 淵になりぬる

(陽成院)


【個人的解釈】

筑波山の峰から流れる男女川の流れが

だんだん深く淵になるように

私のあなたへの思いも積もり積もって深くなります。


【感想】

超絶ラブレターだね。どうやら後に奥さんとなる人に向けて

送った首らしいです。きゃー!

公開ラブレター!恥ずかしい!ちゃんと奥さんになってよかったね。

後悔ラブレターになるとこだったね!(何もうまくない)

時間を重ねるたびに気持ちも大きく深くなるって言われたら

死ぬまで一緒にいたいな、と思っちゃうじゃない(チョロい)

マニキュアって塗る回数重ねるたびに

色がだんだん濃くなっていくよね。

1本で、1度塗り、2度塗り、3度塗り…と様々な色味が楽しめて

爪先も可愛くなって気分が上がるアイテムです。

熱しやすく冷めやすい性格の私には、

「だんだん思いが深くなる」というのがいまいちわからないんだよな。

マニキュアも濃い色が好きなくせに、一度塗りで出せないと、

2度塗り3度塗りの段階から飽きてきちゃう…。


【令和に言い換え】

マニキュアを2度塗り、3度塗りして

私の爪先の色が濃くなっていくように

あなたへの思いも重なり、深くなってくのよ


【備忘録】

・つくばね:筑波嶺。茨城県南西部にある山。山頂が、男体・女体の二峰からなり、恋の山として知られる。

みなの川:男女川。筑波山の男体女体の峰から流れる川。

※1~3句が序詞となっている。


【自己評価】

★★★★☆

最近、令和訳じゃなくてメンヘラ訳になってきている気がするのは私だけでしょうかね…

もともと恋の首多いし、内容もなんか重いし(趣深いと言え)自分の性格も相まって、

どんどん救いようがないくそメンヘラが現れてしまうのよ…。

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