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002 はるすぎて【令和訳百人一首】

【原文】

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の

衣ほすてふ 天の香具山

(持統天皇)

【個人的解釈】

香具山に向かって白い布が沢山干してある!

春が終わって夏が来たんだなあ。


【感想】

風景を思い浮かべたてみた。

青空に緑の山。そこに白い布がぽつぽつ見える。

なんか涼しい~!白って清涼感あるよね。

白いワンピースとか夏の定番だもんね。

可愛い子限定で着られるあの伝説のアイテムよ。

最近、街の若者は片手にハンディ扇風機。

ハンカチでも冷感シートでもなく、もう風ごと持ち歩く時代なのよ。

なんなら、首にかける時代でもあるよ。

ぜひ、夏でも厚着であろう持統天皇に渡したいよ。

女子だし絶対マストアイテムになるよ!色は白色でね。

【令和に言い換え】

109前の人混みで

たくさんのハンディ扇風機が回ってる!

来ちゃいましたね、太陽の暴れる季節が。


【備忘録】

・白妙(しろたへ):楮の樹皮を繊維として織った白い布。

・天の香具山:奈良県にある山。高天原から降った山、という伝説がある。

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