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動画は写真の代替になるんだろうか?

『これからは映像でも思い出を残す時代』というキャッチコピーとともにInstagramで突然そんな広告が出てきたました。

その広告は綺麗な映像に赤ちゃんと夫婦が登場していました。
それは美しい動画だったし、音楽も壮大な雰囲気でかなり手のこんだ感じでした。

「これは確かに頼みたい!って人多そうだなぁ」って思ったんです。

でもそこでよく引き合いに出されるのが
「写真の時代は終わり、動画の時代がやってくる!」
という言葉なんですね。

誰が言い出したのかわからないけども、たまに僕の友人からも
「こんなに動画が綺麗に撮れるようになったらカメラマンいらんくない?」
なんてこともしばしば言われたりします。


結論から言うと、カメラマンはいなくならないし写真は残り続けると思っています。

今回広告で流れてきた動画に関しても、じゃあ家族写真を撮られる側として考えた時に『映像』って「意識して見るもの」であり結構見返すときも「よし!見るぞ!」って感じなんだと思います。感覚的にはショート映画に近いかなと。

一方写真って「意識して見るもの」と言うより、「無意識的に目に入ってくるもの」だと思っています。もちろんそれは動画でも表現できますが(CMとかね。)家庭で流しっぱなしにするイメージはないんですよね。

もう少しわかりやすく言うなら
・映像は本棚に並んでる本
・写真は部屋に飾ってるインテリア
という感じです。


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つまりこれって競合になり得ないと思うんです。

もちろん今後動画の需要も増えると思いますが、ばちばちに戦うことにはならないはずなんですよね。

事実このコロナ禍にも関わらず家族写真の需要は2020年から2021年にかけて約2倍に増えているらしいんです。

今後このまま伸び続けるかどうかはわかりませんが、これを機にその波に乗っておくのはいいんじゃないかなとも思っています。



動画と写真の共通点

なんだかんだと言って、ここの部分に関しては競合になり得るだろうなと思う部分もあります。

それは『エンターテイメント性』です。

お客さんって実は
「プロのカメラマンに撮ってもらってる」
とういう非日常を体験しにきている部分も多いにあるんですね。

僕が普段やってるスタジオカメラ講座でわかったことなんですが
「うわー!スタジオってこんな感じなんですね!」
ってセリフを生徒さんから聞くことが多いんです。

つまり需要の一つとして「今までに経験したことないことを経験してみたい」という知的好奇心を刺激するジャンルに関しては動画と写真ってド被りしてるわけなんです。

これからの時代はお客さんの時間をどう自分に当ててもらうかを考えるという意味では非常に考えどころだなぁと思ったりします。




これからは動画も撮れた方が良い?

じゃあ今後動画も撮れた方が良いのかって話ですが、僕の意見としては「撮れても撮れなくても良いんじゃない?」って感じです。

多分新しいことを学ぼうと思ったら絶対そこにかける労力ってかなりのものだと思います。

それなら「写真と組み合わせたエンタメ性」というジャンルは別に動画じゃなくても良いと思うんです。

観光地のツアーガイド兼写真とか、インテリアとしての質を高めるとかそういう方向に行くのもありです。


その根底にあるのはやはり「好きで勝手にやってしまうこと」だと思うんです。

ちょっと前に「ゆー。君動画は撮れる?」と言われほぼ経験もなかったんですがちょっと腕試しにやってみようと思いやってみたんですが、まぁ続かなかったんです。

というのもビジネス的な動画ってとんでもなく労力もかかるし、正直作業的な感覚がずっと続くのでこれは無理だなぁって感じたんです。

なので、今でも動画は撮ってますが基本好きなものしか撮らないようにしてます。

写真もそうですが、趣味の延長線上に仕事がないと繊細な人って絶対疲弊しちゃうんです。

「これがやりたかったんだっけ?」みたいな。
なので是非好きなことをエンタメの一環として昇華してもらいたいなと思います。



焦らずに写真の仕事をするのが一番

最初から「私は動画撮るのが楽しいから映像カメラマンになる!」という人であれば言う事ありませんが、僕のように写真を撮ってる人が映像の楽しみをまだ理解してない段階で映像に行くのはやはり気持ちが焦りすぎかなと思います。

コロナ禍によりYouTubeを始める人が増え、ネット広告でも「動画編集の仕事で月収50万!!」なんてものも良く見かけるようになりました。

確かに動画の需要が伸びていますし、一方で写真の需要も落ちているジャンルも良く耳にするんです。(雑誌とか)
でも逆に家族写真のように伸びてきるジャンルもあったりするので、やはりそこで一喜一憂するのではなく、自分自身の好きな写真を極めて行くのがやはり繊細さんには合っていると思っています。

僕も含めぶれることない芯を持ったカメラマンを目指していきましょう🙋‍♂️✨




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ではではゆー。でした〜🙋‍♂️

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