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イベントを通して僕の「振り返り」は変わったか?

0. はじめに

この記事は、「ふりかえりが重要ではない?ふりかえりの活用方法について」というイベントの感想になる。
と同時に、前回の記事を書いた時の自分自身へのアンサーでもある。

本来、多くの人の目に晒すべきものではないのかもしれない。

それでも、一人の人間が、感じ考えた結果を共有できることが、きっと誰かの役に立つと信じて書く。

尚、上記イベントの内容は、こちらの「ふりかえりam」で視聴する事ができる。
第18回になるそうだ。

1. 変わらなかったもの

基本的に、何も変わらなかった
構えていた僕自身が拍子抜けするレベルで、何も変わらなかった。

これは、良いことである。

まずは、自分の中での「振り返り」がしっかりと根づいて固まっている、ということ。
学んだことが定着している、ことだ。
これに関しては、直前に言葉としてまとめていた効果も大きいと思う。

もうひとつは、自分の目指している方向が大きく間違っていない確認ができたこと。
少なくとも、学んだことと、それが示してくれた延長線上に、僕は立っている。
他の人の話を聞くことで、その立ち位置が確認できた。
あとは、自分を信じて学びを深めていけばいい。

イベントを聴講することで、大きな成果を得られた、そう感じた。

2. 変わったもの

変わったというより、『広がった』。

今まで明文化できていなかった色々が、改めて言葉にできた。

例えば、僕の中での「振り返り」は、キャリアカウンセリングと強く結びつく、と書いた。
その理由に気付く事ができた。

キーワードは「主体」だ。

振り返りの主体は、振り返りをする人自身である。
振り返りを聞いたり、手伝ったりする立場の人ではない。

キャリアカウンセリングについても同様である。
カウンセラーはあくまでもお手伝い。
主体は、クライアントである、と学んだ。

また、振り返りは特別なものではなく、いつでも気軽に行えるものだと。
そして、個々人が振り返りを通して学んだことが重要であるのだと。
それを共有するだしないだ、明文化するだしないだというのは、副産物でしかない、ということだ。

あと、一般的な…と言っていいのかわからないが、自分の周囲で「ふりかえり」というと、スクラム的な事を示すのだと知った。
これは、とても重要なことなので、忘れずに書いておこう。

3. わからなかったもの

しかし、イベントに参加することで、新たに出てきた疑問もある。

伝える」ことと「押し付ける」ことは異なる。

であれば、振り返りが大事だということを、どうやって「押し付けずに伝えるか」?
振り返りは良いものだ。できれば皆にして欲しい。
でも、その思いが強く「やれ!」という様な言葉になってしまえば、それは押し付けである。

主体はあくまでも、振り返る個人だ。
そこに、押し付けは要らない。

最初の振り返りをする時に、どうガイドするのか。

この問の答えは、今後また長い時間を掛けて探そうと思う。

4. まとめ

人間は死ぬまで学び続けるものだ。

また、道を征くならば、時折目標を見失い、道を外れることもある。

だがそれもまた学びであり、当たらな目標を見つけて道を変えるも由。
再び目標を見出して、元の道に戻るも由。

少し哲学めいた言い方になってしまったが、これが前回と、この記事を書いた僕の心境である。

今回は、偶々道を見失うこともなかったし、新たな目標も見つからなかった。

それで良かったのだと思う。
見失ってたことが分かっても、新たな目標が見つかっても良かったと言うのだが。

だって、全部【学び】だからね!

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