中道、偏らない見方、聞き方が大事です
何事も中道が大事
生き方や問題解決を考える時によく中道が大事と言われます。この中道というのは「仏教の実践についての基本的な考えで、対立または矛盾しあう両極端の立場を離れ、両極端のどれにも偏らない中正な立場を貫くこと。」と辞書にありますが、「仏陀は苦行と快楽を離れた中正な方法(苦楽中道)によって悟りに到達し、それを具体化するために八正道(はっしょうどう)を説いた」とも言われています。片方に偏ると正しい答えには到達しないという教えです。
正しい判断のためには偏らない心が大事
世の中で難しいのは考え方は人それぞれ色々あるし、その人の立場で同じ事象が良くも悪くもなると言うことです。特に人の主張には善悪とか相手のためとか、色々理屈を付けて自分の主張が正しいと言い相手と争うようになりますが、第三者として判断する場合にはどちらにも偏らない心が大事です。
偏らないためには仏教では八正道が大事と言います。これは悟りに到達される見方ですが、①正見(しょうけん) 正しい見解、人生観、世界観。②正思(しょうし) 正しい思惟(しい)、意欲。③正語(しょうご) 正しいことば。などが有りますが、先ず「正しい」と言うことが問題となります。
現実社会では正しい事のぶつかり合いで争いが起こるのであり、自分は正しいとか正義は自分にある等と主張するから喧嘩や戦争にもなるのです。ここで隠れているのが正しいとか正義の裏に「損得・お金・名誉等の欲」が隠れているので、言葉の表面だけ見ても何が正しいのか、誰が正義なのかが見えないのです。
目や耳がなぜ2つついているか
当たり前ですが、右目と左目を片方ずつ見ても当然ですが同じ景色が見えます。片目をつぶって、ひとつの目でものを見ても外の景色や様子はわかりますが、それはカメラでとった写真と同じで平面的に見えるだけです。
では両方の目で見ると、その景色に立体感がでてきます。それは右目で見たものと、左目で見たものは全く同じではなく少し見る位置にズレがあり、そのズレを脳が認識して奥行きを感じ遠近感を理解しているのです。
同じように耳も片方だけでも音は聞こえますが、その音がどこから聞こえてくるかは判断できず、両耳で聞くから音の少しのズレから音源の位置や左右や遠近感を認識できるのです。CDをステレオ装置で聴くと立体感を感じるのと同じ事です。
私たちには目や耳が2つついていると言うことは、正しく見て正しく聞きなさいと言うことだと思います。それでは日常生活で各種出来事や情報を両目や両耳で正しく見聞きし判断していますかと言うことが問題になってきます。片目や片耳での物事の判断は危険だと言うことです。
日本のマスコミの情報元
私たちが毎日見聞きしているテレビのニュースや新聞の記事は、各新聞社が独自に取材していると思いますか? もう20年以上前のことですが私は新聞を4紙購読していました。それを毎日見ているときに気付いたのです。ある事件の記事の内容文書が殆ど同じだったのです。おかしいと思い一字一句比較して読んで見ました。違うのは記事の見出しと文書の長さで若干違っていたのですが、殆ど同じ文書だったのです。
それで色々調べたのですが、日本のマスコミは各社で新聞記者を配置して取材を殆どしてないのです。テレビ番組などで新聞記者が事件を追っていくような番組を見ているので、当たり前のように各社の新聞記者が独自取材をしていると信じていたのです。残念ながら殆ど嘘でした。
新聞記者は例えば政府発表や官公庁発表を記者クラブの中で、情報を聞き取り取材しているので情報元は殆ど同じと言うことになります。記者クラブの制度も良いように言われていますが、本当の事は聞き出せない既得権益の仕組みだと言えます。
もっと大事なことがあります。新聞社は独自取材をしてないならば、誰が取材をしているかと言うことです。テレビでは、マスコミ各社が事件現場で大挙して取材しているような映像を見せられているので、各社が独自に取材しているようですが、じつは通信社というのがあり、そこが取材をして各新聞社マスコミに配信をしているのです。だから私が4誌を見ても同じ文書だったと言うことになります。
日本の通信社は主に「共同通信」と「時事通信」の2社があります。この2社からの記事を各新聞社マスコミが買っているのです。要するにマスコミの取材は両目や両耳ではなく片一方しかないのです。この2社が競合関係にあればまだ良いのですが、「共同通信」は、前身の「同盟通信」の解散を受け、同盟通信の一般報道部門を受け継ぐ形で設立され、「時事通信」は同盟通信の商業通信部門(株価などの経済ニュースを民間企業に配信する部門)と出版業務を受け継ぐ形で設立されました。
と言うことで、日本のマスコミの取材元は基本が全てこの2社であり、この2社は役割担当が違うので結局は1社からの記事の配信であり、残念ながら片方の目や耳でしか我々には届いていないと言うことになります。
この通信社は、NHKと全国の新聞社60社(現在は55社)が加盟社となり、主に加盟社が払う社費と呼ばれる出資金によって運営されています。全国紙シェア1位の読売新聞、2位の朝日新聞は1952年に加盟社から脱退しましたが、民間放送局(キー局・準キー局など)と同様、契約社として一部の記事については配信を受けています。他全国紙3社である日本経済新聞・毎日新聞・産経新聞は、加盟社として全テーマで記事の配信を受けています。
よく経営者などが何紙も新聞を購読し、毎日比較して読んでいるという話を聞きますが、何のことはないその情報元は全て1社(「共同通信」「時事通信」)なのです。戦前の同盟通信が潰され共同通信と時事通信が作られた目的はここでは詳しく書きませんが、日本人に正しい情報を与えないためだったという話もありますので、この通信社とマスコミの関係は意味深長であります。
コロナに対するマスコミ報道
皆さんがこの2年間以上の新型コロナとワクチン騒動は現実として見てきたとおりです。毎日全てのテレビや新聞で朝から晩まで報道していて、感染者の数死亡者数、医療逼迫そしてワクチンの打て打て報道は異常だったと思いませんか。もしこれが異常と思わず恐いからマスクなどをし、ワクチンを並んで接種したとすれば「片目片耳」で見ているので、中道ではなく極端に偏った見方をした結果だと思います。
マスコミで報道されない副反応情報
みなさまがマスコミの一方的恐怖を煽る報道でワクチン接種を急いだのでなく、まだワクチンは治験であり、子宮頸がんワクチンのように副反応で若者が大変になっている危険もあるから、マスコミでは全く報道をしない副反応や危険性について他の情報元を調べたというならば、素晴らしいです。一方の見方に極端に偏らず、もう一方の反対の見方も取りいれて判断をされたと言うことです。これがまさに中道的判断であり、自分を守るコツそのものです。
ワクチンは正式承認ではなくまだ「治験」段階であり、自ら接種するにしてもどんな問題があるかを調べてからの方が良いというのは、多くのネットでは言われていました。特に副反応についてはこの「報告は氷山の一角!コロナワクチン接種後の副反応、死亡のツイートが多すぎて戦慄!」の情報は、なんとvol.228 228回もの回数で警鐘を鳴らし続けていました。
また最初から陰謀論だと言われてきたものが、現在は現実なものとなり、「陰謀論」では無く「陰謀そのもの」であったと言うことが証明されつつあります。またそれらの問題点を分かって接種を勧めた政府関係者や医師や評論家は世界的に裁判をされています。日本でもしまったと思う医師たちは、早々と収束予想や副反応被害の対処などを言い始めて自己防衛をしています。
ファイザー社と各国政府とのワクチン購入契約の詳細は、70年間は口外禁止、秘密と言われてきました。しかし裁判で公表すべしとされファイザー社の極秘資料についての報道が各国でされています。どのメディアも「2021年2月末までにファイザー社が把握していた有害事象リスト」という報道です。記載されている1291の症例のリストはとんでもない酷いものです。要するにワクチン接種するときには酷い副反応が発生することを分かっていながら、ファイザー社も政府や医師たちもどんどん打たしたのです。
既に世界では大問題となっている事を、日本では全く報道せず、まだどんどん接種するようにテレビマスコミは煽っているのです。時系列的に知らなかったじゃ済まないどころか、三度目、四度目を打て打てと推進し続ける政府や分科会や自称専門家、媚びナビ絡みの人々はいったいどう釈明するのでしようか。どう責任を取るのでしょうか。
ファイザー社の機密文書より、卵巣にワクチンが蓄積することが明らかになっています。イギリスの公式データではワクチン接種後の現在、卵巣がんが史上最高になっているというもので、これは既に日本政府には機密文書として提出されているとのことです。この秘密文書を見ている専門家の人達は、妊娠不能になったり死産や流産することを判っていて、日本の女性に打て打てと推奨していたのです。もう殺人罪なのです。
市会議員の飛行機ノーマスク搭乗拒否事件
呉市の市会議員谷本誠一さんが飛行機の搭乗でマスクを付けなかったということで、マスコミでものすごく叩かれていたのを覚えていますか。マスコミだけでなく呉市議会の政治倫理審査会においても、辞職すべきだとの大合唱でした。本当に辞職すべき大問題だったのでしょうか。また本人の弁はきちんと聞いたのでしょうか。中道というのとは大違いです。極端な意見だけをマスコミでも市議会でも大袈裟にすることで何を目的としたのでしようか。
中道と言うことを考えると別の見方の意見や情報を知るべきです。ここに谷本議員を応援する人達の情報があります。ここには次のように書かれています。大変冷静に客観的な事実を述べていると思います。引用します。
谷本誠一呉市会議員と反ジャーナリスト高橋清隆氏が釧路空港のエアドゥ機から降ろされた問題について、色んな人が様々な意見を述べています。人々の声を観察していると、この事件を正確に把握している人は非常に少ないと感じます。よく分かっていない事に対して、あーでもない、こーでもないと述べるのは建設的ではありません。
意見の前に、事実を把握することが重要です。本記事では、この事件をなるべく正確に理解できるように情報を整理します。この事件が正確に理解されない原因は、情報を発信する側と、受け取る側の両方にあります。
まず、情報を発信する側の問題点がコレです。●事件を伝える側が、相手に与える情報をコントロールしている。●この事件を評価している人達自身に、その資格や能力がない。情報をコントロールしているのはメディア、問題を評価する能力がないのは呉市議会議員の人達です。
キーパーソンを隠蔽するメディアと、政治倫理審査会で谷本議員を叩いた呉市議会の人達の倫理観について考える必要があります。
そして、もう1つ。「情報を受け取る側」の問題です。「論点をズラされた情報」を提供されている事に気が付かないで、与えられた視点だけに固執する。色んな視点を持つことができない・・・といった様子が見られます。例えば、以下のように整理ができていないように思えます。●科学的に正しいのか●法的に正しいのか●倫理的に正しいのか
今回のマスクをしなかった人は2名います。谷本議員ではないもう一人の人は全く報道されていません。この方は髙橋清隆さんと言われ、ブログも書かれていて自分の意見を発表するいわゆるジャーナリストです。講演会の講師をされるぐらいなので、普通の人と違い、顔出しNG...というわけではありません。以下引用します。
ご自身のブログ高橋清隆の文書館を運営されているので、どちらかというと情報を拡散してもらった方がありがたいはずです。それなのに、高橋氏の事は全くといっていいほど報道されません。谷本議員は実名でプロフィールなども紹介されますが、高橋氏の場合は、もう一人の男性...等、人物が特定できない表現が使われています。同じ状況に立たされている2人のうち、片方の人物ばかりをピックアップして、もう一人の存在を取り上げない...これは立派な偏向報道です。放送法第4条の違反になります。
『一般財団法人 情報通信振興会』より引用
第四条 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。一 公安及び善良な風俗を害しないこと。二 政治的に公平であること。三 報道は事実をまげないですること。四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。メディアが放送法第4条を違反して、偏った報道ばかりするので、谷本議員の事を誤解する人が後を絶ちません。
放送法を守らない連中が、谷本議員に対して「ルールを守らない」等と指摘しているわけです。人の事をとやかく言う前に、自らの間違いを正すのが先です。
高橋氏の事を報道しないのは理由があります。それは、彼のブログに事件の詳細が書いてあるからです。
マスコミはこれまで、自分が推奨しているマスクやワクチンを否定する説や人物を、“陰謀論”“デマ”と言って叩いてきました。その活動で目立っている人物の一人である谷本議員は、都合が悪い存在なわけです。今回の件は、上手く印象操作すれば谷本議員をバッシングできるいいチャンスなのですが、高橋氏のブログに書いていある内容を知られると、法的に問題ない事が記されているので、それができなくなります。
さらに過去記事には、谷本議員が過去に行ったコロナワクチンに反対する為の記者会見等の功績も書かれているので、世間にバレてしまっては都合が悪いのです。
正しいと言っている側が、自分の利益、お金、損得などを裏に隠して主張するのが一番悪いことです。今回は議員たちも競合相手を陥れれば得をするし、ワクチン派は今迄の反ワクチン議員を潰せば利益になるなどと裏の目的で動いている。テレビマスコミも同じである。要するに自分たちの利益のために報道を変えてしまっているのです。その偏向した報道だけを見て一般の国民も騙されてしまうのです。絶対に両方の意見を聞き、両方の見方の報道を聞くべきなのです。
マスコミのウクライナ・ロシア侵攻報道
日本の通信社は独占体制、当然世界の通信社も独占体制になっています。詳細は自分で調べていただきたいのですが、ネットで探しても殆どでてきません。これは一般には知られて欲しくないということが明確だと言うことです。私たちが世界のニュースを知るとは特定の通信社からの配信記事であり、知っても良い内容、知って欲しい内容を報道されるだけであり、知って欲しくない情報は一切耳に入らないのです。これでは中道を行きたいのですが無理というものです。
今回のロシアがウクライナ侵攻をしたというのも特定の通信社からの情報です。もし中道を歩くためには反対側の情報も知るべきです。直ぐに消されてしまうので残っているものは「この程度なら良い」というものですが、それでも日本のマスコミには載らない情報をネットで探しました。次の情報をみてから本当は何かを自分で判断して行動することで、また違う見方をすることで不安は軽減するはずです。
ネットで見るウクライナ・ロシア侵攻情報
私たちが聞いていることと、ネットで流れていることは大違いです。ウクライナ侵攻の原因はウクライナ国民(ロシア系)の虐殺、ロシアと西側諸国との約束違反、ウクライナでの生物兵器開発など色々言われています。勿論私にはどちらが真実かを調べるすべはありませんので、判断は出来ませんが、映像でフェイク、作られた映像があることは判ります。
西側諸国もロシア側も自分こそは正しいと主張しています。当然お互い誇張もあるし、フェイクもあると思います。どちらにしても中道で物事を見て判断したいと思います。これをご覧戴いてどう判断するかもみなさま次第と言うことです。
全ての戦争は正義と正義のぶつかり合いです。本当の犠牲者は一般国民であり、戦争当事者の思惑は正義とは別の所にあるのが普通です。武器を支援する国は自分は被害者にならずして当事者をもっともっとと焚きつけて戦争を拡大し、武器商人が儲かるのです。誰が得をするのか、follow the money 事件の影には誰が儲かるかを調べることですね。また日本ではウクライナに募金をと言うことで大々的に行っています。誰が寄付集めの主宰者でしょうか? そのお金で何をどこから買うのでしょうか? まさか武器を買うのではないでしょうね? どこから買うのでしょうか? 一体誰が儲かるのでしょうか? 本当の事を知らず支援することは火に油を注ぐことになったり、被害者を増やしたり、裏で隠れている人を儲けさせてしまうことになりかねません、今一度中道の目や耳で見直すべきです。
ネットでウクライナの映像を調べると、フェイクを自作自演で作っている映像があり、クライシスアクターと言って血まみれの顔は特殊メイクだったり、出演者は何度も被害者となったり、テレビゲームの戦闘シーンを使ったり、見ていてとても興味深いというか阿呆らしくなります。自分で是非探してくてください。
色々な見方が出来ます。たまには違った人の話も良いものです。私はこれからも中道を探していきたいと思います。
税理士 白柳 孝
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