和する地球を祈って。
3300年ほど前、王やシャーマンは神と密に連絡をとっていた。
その時に使われていたのが、古代の文字。そして、時を記すのに使われていたのが干支。
その頃の世は気候も荒れやすく、人々は風雨雷光に怖れを抱き、神の怒りとしていた。
だから、なんでも天上宇宙に問うた。
気候のこと。生まれ来る王子のこと、攻め来る敵のこと、神の怒りをおさめるにはどうしたらよいかと。
当時の血生臭い儀式は葬り去られ、現代は科学がその代わりを務めているのかもしれない。
しかし時代がどうなろうと、この世はあの頃と変わらず、宇宙の中にあり、銀河太陽系の中にある。
もしかしてもしかしたら。
この地球の存続を願う人々の祈りが、今を繋いできてくれたのかもしれない。
未来永劫、地球という、我々自身を現す場が失われることがないよう、
素朴な小さな祈りが重なりあって、今があるのかもしれない。
そう思うと、よろこびがぐっと込み上げる。
私も、筆と墨を使って、宇宙に問い、宇宙に祈っている。
和する地球を、祈っている。
【第4回 虎舟塾展 其の壱】
開催 〜3月21(木)まで
時間 11時半〜19時 ※21日は17時まで
会場 エスパス・ビブリオ(御茶ノ水)https://www.espacebiblio.jp
カフェは日祝休み
古代の文字を筆と墨で現している塾の展示会です。私も出展しております。
ぜひお近くにいらっしゃる時はお立ち寄りください。
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