見出し画像

教養総研著『すぐに真似できる 天才たちの習慣100』

歴史的な偉人たちはどんな習慣を持っていたのか?彼らの習慣を取り入れることで、私達もよりよい人生を送れるのではないか?

この本では偉人たちの習慣のうち、日常に取り入れやすいものが100こ掲載されてます。

ここからはいくつか、私が気になった内容をシェアしていきたいと思います。

アインシュタインはミニマリスト的?

アインシュタインはみなさん一度は教科書で読んだことはあるのではないでしょうか。相対性理論で有名な偉人ですが、この本によると彼はミニマリストにも通ずる考え方をしていたようです。

具体的にはアインシュタインは自由を手に入れるために、「何も所持しない」ということを心がけていたそうです。

なぜなら物事が過剰になると、人は過剰なもののに煩わされて自由を失ってしまうからだとか。

他にもシンプルで言えばスティーブン・キングは書斎に自分を邪魔するものを置かないことを徹底していたようです。

電話、テレビ、ゲームなど暇つぶしの道具は絶対に排除し、カーテンをおろすなど徹底的に集中力を削ぐものをなくしていたとか。

確かにテーブルを綺麗にすれば生産性が上がる、なんてことはよく言われますね。僕も一時期仕事が忙しくてテーブルの上に資料を山積みにしてしまったことがあるのですが、やはりその時は生産性が落ちていました。

ちなみにその時は忙しくて生産性が落ちていたことにも気がつかないという始末です。なので部屋を綺麗に集中できる環境にしておくことの重大性はわかります。

執筆環境はこだわりすぎなくてもいい

また私は執筆業もしていますので、ライティングに関わる内容、特に作家さんの執筆環境には興味を持ってきました。

いいキーボードや大きなディスプレイ、最新のガジェットなど一時期揃えていましたが、あくまでもそれはツールでしかありません。

大事なのはその人が何を作るのかということ。

それを再度認識したのはかの有名な作家アガサクリスティーが執筆に必要なのは台とタイプライターだけ、と明言していることです。

彼女はその2つがあればどんな環境でも執筆できたとか。

また「老人と海」で有名なヘミングウェイも本棚の上に書見台とタイプライターを置き、スタンディング的な形で執筆していたようです。

弘法筆を選ばずといいますが、ガジェットや執筆ツールに過度にこだわらなくても、昔の偉大な作家たちはその知性とタイプライターであの素晴らしい作品を描いていたのですね。


他にも図書館の近くに必ず部屋を借りたエリックホッファーや、忘れることの大事さを唱えた羽生善治さんなどいろんな天才の習慣がわかりやすくまとめられています。

少しでも気になるのがあれば、生活に取り入れて実践してみてください。

この記事が参加している募集

#読書感想文

188,210件

コーヒーを一杯プレゼントする☕️