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白湯の飲み方(アーユルヴェーダ)

アーユルヴェーダでは、健康法として白湯を飲むことを推奨しています。
白湯には、火、水、風、3つの性質が全て備わっており、体と心のバランスを整えてくれるでしょう。

白湯とは


『白湯』の読み方は・・・さゆ、しらゆどちらで読んでも大丈夫です。

白湯の定義
 ・水飲みを入れて沸騰させたものを白湯と言う
 ・お湯は40度以上に温めたものを言う
  ※白湯は沸騰しているため、水道水の場合、不純物が取り除かれる
  ※お湯は沸騰させることがないため、水道水で行う場合は、不純物が
     含まれたまま

アーユルヴェーダ白湯
 ・水のみを入れて沸騰させたものを白湯と言う。
 ・お湯は40度以上に温めたものを言う
  ※火、水、風を感じながら白湯を作り、白湯にバランスの良い性質を
    入れる

白湯の効果


  ・消化を助ける
   胃と腸が温まり、消化力がアップします

  ・便秘の解消
   起床時に白湯を飲むことで、胃と腸を刺激し、腸の運動を活発にする

  ・基礎代謝の向上
   内臓の温度が上がることで基礎代謝がアップ

  ・デトックス効果
   身体が温まると、血流やリンパンの流れが良くなり、老廃物や余分な
   水分を排泄してくれる

  ・美肌効果
   白湯を飲むことで、腸内環境が良くなり、腸内で有害な物質が作り出
   しにくい身体を作ることができ、肌にも良い影響がある

  ・睡眠の質向上
   白湯を飲むことで、身体が温まり、冷え性も緩和され、睡眠の質が
   向上します

アーユルヴェーダ 白湯の作り方


 おすすめ道具・・・やかん
 ※やかんは火、水、風を感じやすい

  水・・・水を鍋、やかんに入れる
  火・・・沸騰させる
  風・・・沸騰したら、弱火にして5分〜10分沸騰を継続
  ※やかんの場合は、弱火にした時点で蓋を開ける

白湯の注意(アーユルヴェーダ)


 時間・・・食後
  食後は白湯を飲むと、消化液が薄まり消化のスピードが落ちるので、
  1時間は空けましょう
  
 口の中・・・清潔にしましょう
  特に寝起きは口の中が細菌だらけです。歯磨きはもちろんですが、舌に 
  毒素が溜まっているので、取り除きましょう。

 温度・・・50度〜60度
  温度が低すぎると効果が半減し、高すぎると火傷をしてしまう可能性が
  あります。

 1日の量・・・800ml未満にしましょう
  あまりにも白湯を飲みすぎると胃液が薄くなり、腎臓にも負担がかかり
  ます。むくみの原因にもなるため、自分で身体の状態を確認しながら
  適量を飲みましょう。

白湯を飲んで感じられること


 白湯を作る時や飲む時は、火、水、風を感じましょう。感じるためには、
 感じられるような工夫を自分で作らないといけないかもしれません。
 人により、感じ方は違うので自分に合ったスタイルを見つけると楽しいか 
 もしれません。
 
 白湯を飲んで感じられること
  火・・・白湯の温度
  水・・・飲んだ瞬間の内臓への広がり
  風・・・窓を開けながら白湯を飲む

白湯を実践してみての感想(90日)


 白湯を飲みだして約3ヶ月になります。普段飲んでいたコーヒーや
 モンスターなどは止め、白湯に変えました。

 獲得できたもの
 ・疲れにくい身体になった
 ・頭痛の回数が減った
 ・口臭が変化した
 ・食材の味を感じやすくなった
 ・肌の質が良くなった
 ・便秘が改善された
 

まとめ


私が白湯を取り入れたことで、自身の身体や生活の改善へ目を向けることができました。白湯を飲むだけで、全てが手に入るわけではありませんが、
簡単に実践できるものからスタートし、自分の身体と向き合って行きま
しょう。

楽しい白湯ライフを満喫してください。


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