”MANGA” is the key of the Cool Japan Strategy!
「クールジャパン」と言われて、何を思い浮かべるんやろうか。
関西に住んでいる私が最初に思いつくのは、ユニバーサルスタジオジャパンの「ユニバーサル・クールジャパン」やな。ひたすらCMで流れ、今では頭の中で映像が流れ出すくらい、クールジャパン洗脳をされている。
ちなみに、今回取り上げたクールジャパンは、ユニバの施策を指しているわけではない(当然だが)。
クールジャパン戦略というのは、政府がインバウンド観光客を獲得するために、外国人に「日本の文化ってクールやん!」って言わせるための戦略のことを言う。
確かに、日本人の私から見ても、日本の文化はcoolだ。とてもかっこいい。
そして、美しい。
四季を持ち、伝統と文化があり、食事が美味しい。
世界で見ても、かなりレベルの高いものを提供しているはずだ。実際に、ミシュランにて星を獲得している店舗数は、東京が最多だ。注目するべきは、東京が最多であり、それ以外の都市でもランキングしているということ。参考までに、2019年のランキングを以下に載せておく。
1位東京、2位京都、4位大阪。
この数字を見れば、日本の食事が世界でもトップレベルにあることは容易に想像できるやろ。えげつない。
東京とパリで、ダブルスコア。それくらい、日本の食事はレベルが高いのだ。
さて、話が逸れたが、日本文化はもっともっと海外に進出するべきやし、進出しても成功する確率が高い。
今日は、そんな日本文化を海外で引っ張る大本命を紹介すると共に、それを後押しするサービスをご紹介しよう。
クールジャパンに必要なのは日本の漫画
日本の漫画は、海外でとても人気だ。
ワンピースやナルト、ハガレン、デスノートなど、私たちが育ってきたときに見ていた漫画やアニメがとても人気らしい。
加えて、外国人が日本に来る理由にも、ちゃんとポップカルチャーを楽しむこと、アニメの聖地巡礼も含まれている。
こちらの統計データは観光庁が出しているものなので、正統性のあるものやろうし、想像通りの結果になっている。
食事や酒を楽しみに来る人たちが多いのは予想できるだろうが、やはりサブカルに注目している人口が一定数いることを考えると、そこを後押しするものが必要になってくる。
日本の漫画を後押しするMantra
Mantraは、日本の漫画を外国語に翻訳してくれるサービス。
画像認識を駆使し、漫画の中にある吹き出しを特定し、自然言語処理によって外国語へ変換するというもの。
従来のように、人が全て読んで、翻訳して、という口数がかからないため、漫画の海外進出がとても楽になる。
重要なことは、漫画に特化しているということ。
自動翻訳をしてくれるサービスは多種存在するが、漫画に特化することで、漫画独特の言い回しをちゃんと翻訳することができる。
ストーリー性や細かいニュアンスで、読み手の感情が揺さぶられる漫画だからこそ、拘りたい部分やと思う。
クールジャパンの行先とMantraとMANGAとまとめ
某ウイルスの影響で、日本への旅行者数は激減している。
こちらの画像は、以下のサイトから引用したものだ。
どこからどう見て、打撃を受けまくっている。とはいえ、これは日本だけでなく世界で起きていることなので、一概に日本云々と言っている場合ではない。
しかし、ヒトが移動できないような状態になったからこそ、モノやコトのあり方を今一度考え直さなければならない。
いかに自宅で楽しく過ごすことができるのか。
いかに自宅で多くの人と繋がることができるのか。
現代には、それらを可能にするさまざまなテクノロジーが存在する。
漫画もひとつのソリューションになりうるだろう。
Mantraを利用し、日本の漫画を海外の人に読んでもらい、SNSで漫画を通したコミュニティを形成する。
世界中の人々が「MANGA」というひとつのクールジャパンでまとまったら、嬉しいなと思う水曜日の朝。
しらんけど。
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