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しらかわ、くらしごと日記⑨|地域の中の人の言葉を聞く

今日からまたお仕事再開です。大学の授業日なので事務所ではお仕事を早めに切り上げ、夜、宿泊先で続きをしました。

パソコンでチラシ作りの作業をしていると、鈴木さんが道の駅で買った里芋の五平餅を持ってきてくれました。いったん手を止め少しお話、話題は消滅可能性都市について。
白川町は、かつて岐阜県における消滅可能性都市ワーストワンに選ばれた事がある町です。しかし、そのことに対して鈴木さんが言っていたのは「白川町自体は消滅しない。白川町は山から開かれていった町で、もともと今人が住んでいる場所には人がいなかった。ただ昔の町に戻るだけ。」ということでした。

もちろん、鈴木さんは白川町を盛り上げるために頑張っている方です。ですが、白川町に限らず日本全体でどうにもならなそうな人口減少、過疎化を本当の意味で受け入れている感じがします。地域の中に町の未来について諦めるわけではなく、どしっと構えている人がいるということは、白川町の強さの一つだと思いました。

鈴木さんからもらった五平餅は早速夜ご飯に食べました。里芋だけで作られていると思いきや、ご飯も混ざっていました。お芋のねっとり感がご飯のもちもち、つぶつぶとした食感と混ざり合っていて美味しかったです!

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