しらかわ、くらしごと日記⑪|人が集まる場所をつくるヒント
チラシ作りから解放された私は、今日からパンフレット作りに取り組みます。県外にも置いてもらう予定のワークドットのパンフレットです。午前、午後とその作業をし、夜は東白川村へまちづくりの講演会を聞きにいきました。
講演会では岐阜県飛騨市の取り組みについて、大橋明日香さんからお話をしていただきました。大橋さんは飛騨市のまちづくり拠点nodeの運営をされています。私は人が集まる場、つながる場を作りたいと思っていて、現在はコミュニティカフェでアルバイトをしています。そのため、この講演会のことを教えてもらった時、すごくいいタイミングで白川町に来たかもと思いました。
今日は、その講演会で私が学んだことをまとめてみます。
①人が集まる場をつくるのはその需要ができてから。
集まるための場を作れば人が来る、というのは考えにくいです。飛騨市ではまず、色々な場所で町のことについて話す機会を設け、回数を重ねるごとに「みんなで話すために集まる場が必要なのではないか」という認識が町の人たちの間で広がっていったそうです。このように、町の人たちが「集まる場所が必要だ」という実感を持ったことによってできたような場は、本当に必要とされる場合になる事ができるのだと思います。
②集まるための場は作る段階から町の人に関わってもらう。
nodeは町の皆さんと一緒にDIYをしてできた場所だそうです。「一緒につくる」をすることで、その場が自然と町に溶け込む事ができたり、町の人たちの自分たちがこの場づくりに参加した」という思いから、自分たちの場所という気持ちが生まれたりすると思います。町になじみ、入りやすい、開かれた雰囲気のある場をつくるためには、そこに住む人の関わりしろを意図的につくることが大事だということを学びました。
「集まる場が必要なのでは?」と思ってもらうこと、その場に関わる事ができる仕組みを作ること。それらが集まる場に人が来て、そこを継続していくためのポイントになるのかもしれないな、という今日の気づきでした。
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