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しらかわ、くらしごと日記⑧|誰かと体を動かす休日

日曜日。白川町に来てから1週間が経ちました。早かったなあ。
この日は朝から、町外の方に向けたパンフレットに載せる写真を撮影するため、マルチワーカーとして働くりのさんの職場にお邪魔しました。
りのさんが「和気あいあい」と表現していた職場は、まさにその言葉通り。撮影も快く受け入れてくださいました。

そして午後。この日の一大イベントは隠居山の散策。この日記に何度も登場している(これからも登場するであろう)鈴木さんに案内してもらい、総勢10名で隠居山に登りました。山には33の地点に観音様がいて、その全ての箇所に、心に染みるお言葉が書かれた札が立っています。

お札に書かれている言葉一つ一つに足を止め読んでいると、その中に「失敗は一過程に過ぎない」「行き詰まっているのは環境のせいではなく自分の心が行き詰まっているだけ」という(感じの)言葉があり、多分何度も言われた事があって聞き慣れている言葉のはずでしたが、疲れている体にスッと入ってきました。

最初は40分で登れるだろうと言われていた山は思っていたよりも険しく、最近運動不足で体が鈍っていた私にとっては少しハードでした。が、土を踏みしめる感覚、たまに吹く風の気持ちよさ、頑張ろう、もうちょっと!と声を掛け合いながら登ること…そんなことから小学生とか中学生の頃に感じたことのある心からの楽しい!が湧き出てきました。山の頂上に到着し休憩をすると、いつも感じている風の何倍も気持ちよく風が感じられました。

自分の足で登ること、誰かと体を動かすことは大事だなあ。心地よい疲労感に包まれたいい休日を過ごす事ができました。



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