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しらかわ、くらしごと日記⑬|伝われ!町内企業の面白さ

今日は白川町の中学校へ行き、ワークショップを行ってきました。「中学生に白川町内の企業さんの面白さを知ってもらう」ということをテーマに決め、企業さんがやっている新しいこと、かっこいいことを織り交ぜながら、中学生のみなさんに「白川町の企業って面白い!」と思ってもらえるように、新井さんがお話します。私はそのサポートを任せてもらいました。

まず、私は自己紹介がてら、自分の「これから」に対する想いを少しお話させていただきました。私は高校生の時、自分が行く大学を自分の基準で考え、選択することができませんでした。頭のいい大学に行きたい、周りからすごいと思われたいという気持ちが抜けず、「自分のやりたいことって何だろう」ということに向きあえていませんでした。結局第一志望の大学に落ちて併願していた大学に行くことになるのですが、その大学は自分で選んだわけではなかったため(恥ずかしながら、母が調べた大学でした)、納得感を持って進学することはできませんでした。大学に入ってからはこの大学でよかったと思えるようになりましたが、入学当初は、「なぜ自分で調べることをしなかったのだろう」、「なぜ自分と向き合い、選択することができなかったのだろう」と、相当悔しい思いをしていました。この経験を通して、私は「これからは自分のことは自分で決める」と思うようになりました。白川町にワーキングホリデーに来たのも、自分の目で見て、体験して、選択をするためのヒントにするためでした。中学生の前で、そんなことをお話させていただき、話すことで、もう一度、自分の中で決意ができたように思います。

そして、ワークショップが始まりました。最初に新井さんが質問したのは、「白川町のこと、好き?まあまあ?嫌い?」。半数近くの学生さんが白川町のことが好き!と手を挙げていて、なんだか嬉しくなりました。

その後は、本題の企業さんの話になるのですが、中学生の子たちは私たちが予想していたよりも多くの企業さんを知っていました。新井さんが企業さんの面白い事業内容を紹介すると、ポストイットにどんどんメモを取ってくれます。

楽しい雰囲気でワークショップは進み、学校の先生たちからもう一回やってほしい!という要望もありました。中学生の子たちの表情を見て、今回のテーマである「町内の企業さんの面白さを知ってもらう」ことが達成できたように思えました(進めたのは新井さんですが(笑)))。

帰ってきて中学生が書いてくれたポストイットを眺めながら、新井さんと「やってよかったね」と話をします。もし彼らが町の企業に就職しなかったとしても、自分たちの町にはこんなにすごい企業があるんだということを知り、誇りに思ってもらえたらいいなと思います。ワークショップ後の新井さんの「やってよかった」ということばを聞き、私もそんな気持ちになれるように仕事をしたいとも思いました。


その後、少しお昼寝をし、町外向けのパンフレットの作成もしました。町内向けとは内容を変え、どんな人に来てほしいかというところから考え、白川町の仕事や暮らしのことが伝わるパンフレットにします。白川町にいるのもあと二日。それまでに納得のいくパンフレットを完成させます。

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