見出し画像

デイサービスの面接に行ってきた。

こんばんは40代独身ニートのシラカバです。
今日はお昼2時から介護施設の面接がありました。そこは訪問から通所、さらにはケアプランの提案作成、介助用具の販売貸与まで幅広く運営している介護施設です。

募集があったのは通所介護、つまりデイサービスのパートタイマーです。私は基本パートで探していました。初任者研修の資格を取ったとはいえ、いきなり正社員で働く勇気がないからです。あくまで現場は初心者ですから。


家から車で約5分。相当近いです。しかし急坂の上り下りがあるので決して自転車ではいけない場所にあります。やはり近いは正義。

月曜日から土曜日の営業で日曜は休み。パートの時間は9時から17時。しかし送迎業務を手伝う場合は朝8時半からの出勤になる。基本的に週休二日でシフト制、盆も正月もありません。

少し早く着いてしまいました。車で待機してくれとのこと。タバコを吸ってると綺麗なお姉さんが呼びに来てくれた。年齢的には40代半ば、目のクリっとした細身の女性。ちょっと気だるい感がなんとも色っぽい。マスクをしているがおそらく美人だろう。若いころは相当モテたに違いない。

彼女が今回の面接官らしい。面接よりも、その綺麗な人を前にして緊張してきた。ドキドキして少し汗をかいた。まずは履歴書を見せた。あまり反応がない。そこは二階の角の部屋で8畳間くらいの広さ。薄暗く静かな部屋。

彼女は履歴書を眺めたまま何も言わない。変な空気が流れてきた。私はさらにドキドキして汗をかく。彼女は妙な色気と空気感をずっと放っている。

「何か聞きたいことはないのか?。。」と私は額の汗を拭きながら思った。


沈黙が続いた後、彼女は話し始めた。

「うちのデイサービスの仕事は主に入浴です。他にも食事、運動、リハビリ、レクリエーションもありますが、現在人手がいるのは入浴介助してくれる人。そしてうちは利用者がほとんど女性で、入浴介助は同姓での介助になりますから女性のスタッフが欲しいんです

「アッそうですか。。。」

「なので男性スタッフには運動、リハビリ、レク、送迎を主にやってもらっています。それでも大丈夫ですか?」

「はい、問題ないです。。。」


私は履歴書に【私の親も年齢的に70歳以上で、介護技術と介護の知識を身に付けたいと思います。将来、役に立てたいです。】と書いていました。

それを見て彼女は「男性はうちの施設ではあまり”介護技術が身に着かない”のではないか」と心配してくれていたのです。

沈黙の間、おそらく彼女は”そこ”を危惧していたのでしょう。なんて優しい人でしょう。私のことを気遣ってくれてたのです。


優しくてきれいな人。私は一気に彼女のファンになってしまいました。その後、施設を案内してくれました。ぱっと見狭く感じたんですが、案外広くてお風呂も同時に5人くらいは入れる広さ。トイレも5つほどあり、リハビリの器具やレクの小道具なんかがたくさん見られた。

要介護度は3以上、認知症の方も多数いるとのこと。話した感じでは女性が欲しいみたいですが、男性の場合は送迎をしてくれる人を求めてるようでした。私は運転は得意ではありませんが、できないとは言えません。早く仕事をしなければならないので。


他のスタッフの方とも少し話しましたが皆さん優しそうな人たちでした。施設内の雰囲気もゆったりしてて気に入りました。

面接の感じは6対4で採用されそうな感じです。結果は今週土曜日。待ち遠しい。


面接はまだまだ続けようと思います。合格をもらったわけではないのでね。家に帰る前にカメラのキタムラに追加の証明写真を受け取りに行ってきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?