臆病者の一撃。

全員が全員、同じものを見ているかというと
そんなことは全くもってないのだけど、
少なくとも似たようなものを
それぞれの角度で見て生きてきた。

振り出しに戻る、ということも悪いことでもない。
なんなら、今の経験値・知識・感覚を持ったまま振り出しに戻れたらすごく素晴らしいことになるとすら思う。

けどそれは決して「あの頃に戻りたい」だとかそういう後ろ向きなことではなくて
「確かに僕はそこにいた」ということを認識して、前に進むための振り出しなのだ。

誰にもわからなくても、
自分にだけはとことんグッとくるものっていうのがあって。
ずーっとそれを探し続けてる人生な気がする。

世代・生い立ち・性別・家族の関係・クラス内のヒエラルキー
全く同じなんてことはあり得ないのだけど、
同じような角度の痛みを抱えた少年少女が
あの頃憧れていた存在。
BUMP OF CHICKENとはそういう存在だと思う。


タイトルってすごく大事だなぁと改めて思った。
昨日、その日その時間で飲み込んだものが
一夜明けて、少しずつ血液に流れて全身に運ばれていく感じ。
もうしばらくのあいだ、ボディブローみたいに効いてくるような気がする。

これは、昨日のイベントタイトルに誰よりも刺さっていた僕のただの自己満であり、
昨日の時間を現場、映像、共に共有できた人たちに伝われば嬉しいし、
来れなかった人たちにも僅かながらでも良いから届いて欲しいなぁと思う。

うん。今日はそんな感じ。
これぐらい抽象的で良い気がする。

僕が初めてコピーした曲。

たった一日の出来事だったけど、
僕にとっては17年経って出会った日。

自分の位置は把握してる。
でもまたこういう偶発的な「あの日の続き」に出会えるなら、人生捨てたもんじゃ無い。いや、むしろ、とても良い。捨てるどころか、拾って酒蒸しにして食べてやりたい。


めちゃくちゃ飲んだって訳ではないけど、
本当に普段飲まなくなったので、
なんか今日は脳が動いてない。脳のパフォーマンスが明らかに悪くなってるのを感じる。
でもたまにはいいんだ、こういうのも。

「考えるな、感じろ」って言うけど
感じたなら、考える方が良いと思うし
考えてきたからこそ感じるものの方が多いぞ。
中二の自分に会えるのなら
考え過ぎなままの君で良いぞ。と言ってやりたい。嬉しいも苦しいも楽しいも悔しいも何も忘れるなよ。

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