しらほね

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ふるさとは 遠きにありて 思ふもの / Take Me Home, Country Roads

「ドンルクのMVに出てるのはロールスじゃなくてロンドンタクシーだぞ」 というご指摘がありました。そんなわけないだろ。そんなわけあったわ。 なのでファッキン訂正します。暑いんでロールスロイスごと海水浴したいね。 美唄から富良野に抜ける美唄富良野線がやっと開通しました。 どこだよ、と思ったあなたは北海道を2輪4輪で旅行したことがないはず。この道がないと、札幌から富良野に行くにはまず滝川まで行かないといけないんですよね。 千歳空港に降りてレンタカーなら占冠から金山峠を抜けて南

    • 「野球で話せ」に寄せて:ブラックジャック的ストーリー・テリング

      オアシス再結成するそうですね。知ってた。 マンチェスターシティとかいうイギリスの野球チームが4連覇して以来、ずっと言われてたじゃないですか。 機嫌がいいから再結成するぞって。たぶん来年負けたらまた解散しますよ。 チケットが取れなかったからこんなことを書いているわけではありません。 「野球で話せ」、いい漫画でしたね。 こういうのって今どこを探せば読めるんでしょうか。 なんというか、アンケート順だとかマネタイズとか海外展開とか考えなくていい漫画。 最初と最後だけ切り取られて高

      • Don't Look Back in Anger って"ふたり"じゃなくて"家族"の歌なんじゃない?

        後藤ふたりと後藤ひとりと後藤美智代の話ではない。 実家に帰ってきてます。 ところでエキセントリックな兄と次男と弟がいたとして、そんでそいつらの因子継承元になったクソみたいな父親はとうに居なくなってて、でもそんなクソみたいな父親と積極的に交配したがった母親なんてたいていもれなくエキセントリックなわけで、そうなると盆休みに兄弟が集まったときに話す会話なんて、まあだいたいこんなんだよね。 親と同じくらい血が濃いのが兄弟なんだなあ。 Amazonアフィリエイトで小銭稼ごうとか

        • ナウシカが王蟲に好かれる理由、セキュリティ認証をRGB値のBに頼った結果のエラー説

          そしてそれを借りた宗教論。 読んで題字の如くなのですが、以下に解説します。 このまえ九州へ旅行に行ったのですが、肥薩おれんじ鉄道に揺られながら水俣湾の夕陽を眺めていたとき、ふと思い浮かんだのがこの仮説でした。 そもそも自分、なぜナウシカが蟲にあんなに好かれているのか、子供の頃からちっとも理解できなかったんですよね。いや、ナウシカが蟲を好きなのは蟲が好きだからでいいとして、蟲がナウシカを好きになる理由は特にないよね?と。人間との相利共生すら許さない、自然の厳しさを具現化し

          Don't Stop Me Now, そしてアダム爆弾について

          クイーンの英語は聴きやすい。 クイーンズイングリッシュだからなハハハ。 … まさか紅白でQueenが聴けると思いませんでしたね。 これオリンピックのときも言ったような気がしますが。 個人的な萌えポイントは、アダムランバートが近づくたびにそっと距離を取るブライアンメイと、構わず笑顔で距離を詰められてちょっと焦るブライアンメイと、最終的に逃げられなくなって苦笑するブライアンメイです。おじいちゃんと孫。 今井スミ女史の訳詞も、正直なところこれ以上のものはできないでしょう。

          Don't Stop Me Now, そしてアダム爆弾について

          「グランツーリスモ」への愚痴:二重の嘘

          というわけで、映画グランツーリスモの解説をまとめてみました。 こんな長文の解説を最後まで読んでいただいたかた、ありがとうございます。あなたは天才です。これからはデイリーマラソンのチケットで必ずエンジンが当たります。しかも被りません。 以下、それを踏まえた上での「グランツーリスモ」というコンテンツに対する、私の個人的な愚痴です。 これも長文の愚痴ですので読む必要はありません。映画の解説が面白かった、という人だけ100円投げてくれると嬉しいです。 グランツーリスモ、すごい

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          「グランツーリスモ」への愚痴:二重の嘘

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          映画グランツーリスモ 解説④:挫折とルマン

          うらやまけしからん登竜門編も終わり、いよいよ最終コーナー。 挫折からの復活、そしてルマン編です。 次の舞台はドイツ・ニュルブルクリンク。 ホッケンハイムのすぐ近くにあるのになぜドバイ戦の次なんだとか、そんな細かいことはビールでも飲んで今すぐ忘れてください。自分もだいぶ飲んでます。 吹替では「ノルドシュライフェ(北コース)」と言っていますが、正確には今回は「GPシュトレッケ(グランプリコース)」と接続したスペシャルコースです。北コースは観客席やホスピタリティもほぼなく、コー

          映画グランツーリスモ 解説④:挫折とルマン

          映画グランツーリスモ 解説③:レース登竜門編

          いよいよヤンは現実のレースに参戦します。 参加するカテゴリーはたぶんFIA GT3。このカテゴリーですが、自分もよく知らない。だってGT3って選手権というより、運営側の性能調整ありありの、ブランドイメージ向上のための出来レースらしいから興味なくて…。この記事はコタツで暖まりなら、酔った勢いで書かれています。この映画と同じくらい信じてはいけません。実のところどうなのかはコメントで教えてくれると嬉しいです。 なお、この「GT3」は2001年発売のグランツーリスモ3とは無関係で

          映画グランツーリスモ 解説③:レース登竜門編

          映画グランツーリスモ 解説②:GTアカデミー編

          さてGTアカデミー参加のため親元を離れ、ひとりイギリスの超有名サーキット・シルバーストンにやってきたヤン。実際にはお母さんが同伴したそうですが。 シルバー…ストン…? グランツーリスモシリーズではGT6の1回しか採用がなかったので馴染みがないですが、F1では鈴鹿サーキットくらいおなじみなので、少なくとも第1コーナーがヘアピンでないことくらいは私でも覚えています。 間違いない。これはハンガロリンクですね。 なんだこれは…たまげたなあ… 詳しくない人に向けて野球で例えると

          映画グランツーリスモ 解説②:GTアカデミー編

          映画グランツーリスモ 解説 番外編:ラインを外れて走るとどうなる?

          では、現実のサーキットでラインを外れて走るとどうなるか。 多くの場合で遅くなります。 それはなぜなのか。 まず、そもそもなぜ多くのレーサーが律儀にもラインに沿って走るのかを考えてみましょう。 答えは非常に単純です。 そのラインに沿って車を走らせるのが最も速く走れるからです。 レースカーを最も速く走らせる経路(ライン)は、極論を言えば1本しかありません。 これをレコードラインと言い、 ・タイヤと路面との摩擦力 ・車の質量とそこにかかる慣性≒遠心力 これら物理法則に

          映画グランツーリスモ 解説 番外編:ラインを外れて走るとどうなる?

          映画グランツーリスモ 解説①:オンライン選考会編

          さて、まずは「① オンライン選考会編」です。 ヤンがGTアカデミーのオンライン選考会に参加し、勝つまでが描かれます。 映画はレースゲーム・グランツーリスモの開発風景から始まります。 でかいミニカーだな実車をスキャンしてCGモデリングをしたり、音を収録したりしていますね。 このシーンは映画の最後にも登場し、CGソフトとしてはblenderが使用されているのが分かります。ただ、現実の開発元であるポリフォニーデジタルが採用しているのはmayaですし、ハンディスキャナの使い方が変

          映画グランツーリスモ 解説①:オンライン選考会編

          映画グランツーリスモ 解説:どこまでが実話なのか?どこからが本当なのか?

          “世界一過酷な夢への挑戦” “熱き者たちの感動の実話” “奇跡の実話” おえっぷ。 映画グランツーリスモ。 公開から5ヶ月ほど経過しましたね。 Amazonプライムビデオのセール対象にもなりましたから、これを機会に視聴されたかたも多いんじゃないでしょうか。 かくいう私もこのタイミングで視聴しました。 まずは映画ではなくゲームの話になります。 私はグランツーリスモが大好きです。 26年前のあの日、兄が初代グランツーリスモを買ってこなければ、私はたぶん別の人生を歩んで

          映画グランツーリスモ 解説:どこまでが実話なのか?どこからが本当なのか?