「障害者」という表現について
私が子供の頃は、障害者という書き方をされることが、ほとんどであった様に記憶しています。
しかしながら、社会の意識の変化もあって、今では「障がい者」と「害」を平仮名にしたり、「障碍者」という漢字を使ったりする場面も目にするようになりました。
「障碍」という言葉は、物事の発生、持続にあたって妨げになることを意味する仏教用語で、明治頃までは「しょうげ」と呼ばれており、今になって使われるようになったものではないようです。そして、戦後になり、「当用漢字表」や「法令用語改正例」で「障害」