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40代でフリーランスになり、ハウスレスになりました

こんにちは。
日陰を追い求めながら壁沿いを歩き続ける猛烈に暑い夏となっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

私は、五島列島の福江島にてお盆を過ごしています。

国内で11番目の面積の島、五島列島内では最も大きな福江島。飛行機では福岡より40分、フェリーでは一晩(9時間)、長崎港からだとフェリーで3時間半、ジェットフォイルで1時間半程度に位置し、長崎港から約100kmの位置にある、人口4万人弱の町です。中心部の福江から車で30分の漁港の町、玉之浦町の荒川に来ています。

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魚介類のおいしさと海や山の美しさはもちろんのこと、ここに来た一番の理由とも言えるフレンドリーな方々に囲まれて、その魅力を全身で体感しています。ちなみにここには8月いっぱい滞在し、8月末〜9月の1週目は福岡で仕事して、9月はベトナムを訪れる予定です。その後はまた五島に戻ってきつつ、もう少しフラフラとアジアを中心に巡る予定としています。

さて、それにともない私ごとながらーのご報告をいくつか。

フリーランスになりました


2012年から6年半所属していた”まちをデザインするクリエイティブチーム” 株式会社ダイスプロジェクト を卒業して、フリーランスになりました。とはいえ、現在の自分の骨格となる部分を作っていただいたダイスプロジェクトとは引き続き年間契約しており、週に3日間くらいの分量でこれまでのチームメンバーとともにプロジェクトマネジメントしています。なのであまり印象としては変わらないかと。イベントや現地でのミーティングがある際には福岡を始め、現地に訪れて仕事をしており、それ以外はテレカンやメッセージ等でやり取りをさせていただいています。ですので、引き続き広告プロモーション、地域活性系のお仕事はご相談ください。

※今年度のお仕事はありがいことに埋まっておりまして、来年度以降のものを中心に、ご対応させていただきます。


個人事業主としてはゆるゆると受けているくらいです。年内に自分での新たな仕掛けも準備しており、見え始めたらご報告します。

仕事はどうしているの?

今年度の受注業務進行のため、10日か2週間に一回は僕だけは帰ってきて、往復しています。また、平日はデスクワークしつつ、Facebookやzoomなどを使って得意先、制作チームの方々と打合せしており、普通に働いています。最初の4日間は打合せなどで海にも行けなかった。。。。ちなみにWi-Fiは爆速、畳の部屋で作業しています。

やってみるとわかるのですが、請求書の処理や経費処理といった事務作業の軽減(仕組み化)、遠隔地だからこその打合せやプロジェクトマネジメントのやり方の改善、得意先訪問等のスケジューリングをなどなど、これまでの方法を改めてる機会となります。猛烈に大変ですが、その先によりよい状況がうまれることを信じて取り組んでいます。


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家族もいるのに自宅がなくなりました。

ハウスレス?ホームレス?

福岡市内に借りていた家を引き払いました。
8/5に福岡をでて、一ヶ月間は五島の福江島に。そのあとは、ベトナムに一ヶ月間くらい。10月からはその状況を見てと、どこかに住むというより家族で滞在しながらいろいろ行く予定です。気に入ったところがあればそこに家を借りるかなといったイメージ。ハウスレス?でコンパクトに暮らしていきます。

家という固定費を下げながら、家族でいろいろな時間の過ごし方にチャレンジしています。強制的な断捨離により、ほぼすべての家財道具がなくなり、洋服も半分以下、本もほぼ電子化(ここ数年は基本的にKindleでしか買っていない)になりました。

そして、最初の福江島の荒川が最高すぎてやばいです。荒川では友人の家にお世話になっています。車も別の知人にお借りするなど、感謝しかないほどに受け入れてもらっています。人がホントに大切にすべきことを軸に据えたような、出会えたことが本当に”有り難い”と思える人たちばかり。このあたりは奥さんと娘の持つパワーに違いない。

家族はどうしているの?

奥さんと娘は基本現地で移動のタイミングでのみ福岡に戻ってくるイメージです。保育園、新たな環境での人や場所のへの順応など、一人や大人同士ではない、家族連れならではの乗り越えねばならないことが盛り沢山。

福岡での最初の保育園が先生たちの教育への向き合い方や給食、園長先生を中心とした人間関係がとにかく素晴らしくて、そこの退園がここまでで一番グッときた出来事でした。

町としてもとても暮らしやすかった場所を出てでも新たな場所へ動くこと、ましてや家のないこの取組は不安ばかり。ですが、一回しかいない人生でチャレンジしないことの方が恐ろしく、楽しみながら、その動向もご報告してきます。

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関係各所には様々にご迷惑をおかけしている部分もありますが、たくさんの刺激とともによりよいアウトプットを残していきたいと考えています。
福岡には引き続き帰ってきますが、今後ともよろしくお願いいたします。

サポートいただいた分は離島の暮らしをもっとおもしろくするために使わせていただきます。その成果を観に遊びに来てくださいね。