マインドフルネス(シリコンバレー6日目)
みなさんこんにちは
最近自分で「太ってる」というと、「そんな太ってないよ」と言われますが、服の上からでもお腹のの膨らみがバレると「あっ...(察し)」となる
中年男性顔負けのぽっこりお腹をもつつじちゃんこと西辻です。
◯今日のスケジュール
9:00 集合→ハナハウスで作業(事業創造!)
16:30 スティーブン・マフィー重松さんのお話し
17:30 マインドフル瞑想体験
今回はスタンフォード大学でマインドフルネスを研究されている。
Dr.スティーブン・マーフィー重松さんのお話を聞かせていただきました。
過去に14年間東大で研究をされた経験もあり、重松さんのワークショップは数時間で数十万円の価値があるとのこと。(恐ろしや...)
見た目は本当に温厚そうですが、威厳と言葉には表現できないスゲェオーラをまとった方でした。(ボキャ貧発動)
まずマインドフルネスについてお話しします。
マインドフルネスとは「”今ここ”に集中している心のあり方」です。
すなわち、考えなくてはいけないことがたくさんある一方で、
今やるべきことに対する自分のパフォーマンスをあげることに集中している状態をいいます。
一般的なその方法はマインドフル瞑想というものですが、
スティーブ・ジョブスはプレゼン前に、
イチローは不安な気持ちを抑え自分のパフォーマンスを高めることに集中するため試合前に、
ほかにも松下幸之助さんや、ミランダ・カー、テニスのジョコビッチ、
フェイスブックやグーグルなどの企業、小、中、高等学校でも導入されているそうです。
実際に学校ではマインドフル瞑想を導入してからいじめが減ったそうです。
日本では宗教じみた印象ですが、科学的にも証明されていてアメリカで一般的だそうです。(メンタリストのDaiGoさんも推奨してます。)
次に今回のテーマである「メンタルヘルス」がなぜスタンフォード大学の地で、深刻化しているのか。
それには2つの要因があります。
・とてつもなく熾烈な競争社会とプレッシャー
・それを見せないカルチャー
ここの大学にくる人はトップ中のトップ。
5%という厳しい倍率の中を勝ち抜いてきた人だけがいける場所です。
5%狭き門ですが、受けているそうもエリート中のエリートなので
入ることは簡単と言われるアメリカの大学でも、スタンフォードは日本以上に入ることが難しく、さらに出ることも難しい大学なのです。
ここのくる人は”1番”にこだわり続けた人の集まりで、
「高校時代は神童と呼ばれた天才が初めて挫折する場所」
そうおっしゃってました。
授業では何か発言しなくてはいけないという雰囲気が漂っており、
アジア系の学生はそこに大きなプレッシャーを感じるそうです。
大半の学生が聞くことに集中できなくなるレベルで必死を質問を考えるわけです。
それに加えて、スタンフォードの学生はあたかも余裕そうに振舞います。
インタビューではストレスを見せることが相手にストレスを与えてしまうということが深く根付いているそうです。
これをダックシンドロームというそうです。
つまり、「世間では(水面上では)優雅に振舞っているが、
裏では(水面下では)必死にもがいている」ということです。
それゆえ余計にストレスを感じてしまうのですね。
アメリカでは、ストレスを強く感じる時に利用するカウンセラーを利用することが、日本より一般的だそうです。
「ここまで努力できる天才が苦しむなんてなんかおかしい...」
そう思いました。僕も似たように1番にこだわりすぎて苦しんだ経験もあります。
「順位(偏差値)だけが自分の価値じゃない。」
「自分の価値って自分にしか分からない。だからまずは自分で自分を認めてあげないと。」
いろんな方の言葉でこれ気づかされました。
”何かに追われて苦しみながら頑張ることが美徳とされる風潮”はよくないと思いました。
”頑張ること”が目的化してしまいます。
やはり、自分が「やりたいこと」に対して本気だから、苦しくても、辛くても頑張れるのであって、”頑張らなくてはいけない”わけではないと思います。
何が言いたいかというと、大事なことは
「なぜ自分はこれをするのか」
「自分は本当にそれがやりたいのか」
「自分がなりたい状態のために必要なことなのか」
を問い続けて言語化することが大事だと思います。
「他人が決めた幸せの”レッテル”に左右されるな。」
多くの方がそうおっしゃってる理由がわかった少しわかった気がします。
昔何かの記事で「白米を食べる=幸せのステータス」をという風習が戦時の日本にあって、それを追い求めるあまり、ビタミン不足で病気にかかり命を落としてしまう人がたくさんいたという話を思い出しました。
自分の体にとっては玄米の方がいいことを知っていながら。
これからも自分に素直に生きていこうと思います。
最後変な方向に発散してしましましたが、読んでいただいてありがとうございました。
西辻
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