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【開催報告】おひとりさま防災 自宅で地震編

5/21に開催しました!

よんなな防災会発起人、内閣府防災担当の竹順哉さんにひとり暮らしの備えについて教えていただきました

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備えを考える前に、「なんで備えないといけないの?」という問いに対して竹さんが思うことは、

自分が死にたくない&家族や友達に死んでほしくない
という自己目線の理由と、
自分は愛されているから死ねない
という他者目線の理由
でお互いに思い合っていて、命は自分だけのものじゃないからだということでした

今日のメインテーマは「想像力」
防災に想像力が必要とはどういうことだろう?と思ったのですが、必要な備えは人によって違うので自分に何が必要なのかを考えることが大事だそうです

例えば単純に水を××リットル備蓄しよう!で済ますのではなく、

災害時でも飲み物が欲しい(目的)
→地震が起きたら水が止まる(要因)
→じゃあ水を備えよう(手段)
と考える

なぜこう考えるのがよいのかというと、応用が利くからです
地震が起きたら水が止まる(要因)
→トイレも使えなくなるのでは 汗
→携帯トイレ用意しておこう
というふうに

そして、想像するためのヒントとして、家族と暮らしていたときと、ひとり暮らしをしていたときの違いから入ってみてはという提案がありました
ひとりだと頼る人がいなくて不安...
ならその土地のことを調べてみたり、地域に出て近所に知り合いつくってみたり、家族との連絡手段を決めてみたり、不安を和らげるために動いてみましょうと

それから備えと一口に言っても
・命を守る備え
・被災した後の生活の備え
・心の備え
で必要なものや考えないといけないことは違いますよということでした

災害の体験記録を読むことも想像力を高めるために有効だそうです
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ひとり暮らしをしていると、自分だけだし...起こるかわからないことのために割く余裕ないし...と備えを後回しにしがちです
よくある備蓄リストを眺めて終わりにするのではなく、
自分は災害にあってもここだけは譲れないから、まずはこれから用意しよう!と考えていこうと思います

5/28(金)21-22時には「お外で地震編」が開催されます
会社で、お出かけ先で地震起きたら...??
申込はこちらからお願いします
https://forms.gle/k7sRfhoaSR9MHg6W8

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