SNS-少女たちの10日間-
この映画のことを知った時から
子ども達といろんな話をしてきました。
12歳の少女に対する男性たちの執拗な言動は
口にするのも怖かったけど
知らせずに大人になっていく方が怖いと思いました。
映画のヘビーな真実に子ども達はいろいろ考えていました。
今日は、その映画を見たお子さんの記事について紹介します。
題材が重いので、無理しないで下さい。
🔶 どんな映画?
12歳の少女のふりをした童顔の大人の女優3人(18歳以上)が、
巨大な撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋で、
12歳の偽アカウントで10日間SNSを使います。
ネットの世界でどのようなことが起こるのかを描いた
衝撃的なドキュメンタリー映画です。
(以下映画サイトより引用)
現代の子どもたちが直面する危険をありのまま映し出した恐るべきこのリアリティーショーは、SNSと常に接するジェネレーションZ世代やその親たちに恐怖と共に迎えられ、本国チェコでドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録。児童への性的搾取の実態を描いた映像として、チェコ警察から刑事手続きのための映像が要求された。実際の犯罪の証拠として警察を動かした大問題作がいよいよ日本公開となる。
🔶 紹介したい記事
記者の息子さん(15歳)は観るのかどうか、
途中退席も有りにした上でていろいろ考え、
迷った末に「観る」ことを選ばれたそうです。
14歳の息子に聞いてみたら
「凄く怖いし、
年齢的には無理だけど
本当の事を知りたい。観てみたい。」
と答えました。
少年達にとっても、興味深い題材なんだと思います。
🔶 本当の事だから怖い
記者の息子さん(15歳)が観た感想には
” 性暴力の暴力の意味が分かった気がする ”
とありました。
本当に暴力でしかないと私も思います。
他には、
大人が知らなかった出会い系アプリの情報や
女の子たちの現状を教えてくれた息子さん。
彼女たちに何か言ったりはしてなかったものの
いろいろ思う事があったのではないでしょうか。
(記者の息子さん(15歳)の言葉を以下に一部引用)
「~(略)
男も女もやっぱり大切な部分は、
心から好きじゃない人には見せちゃダメだし、
見せろと言うのも絶対、ダメだ」
本当にその通りだし、
そう言い切れる記者の息子さん(15歳)を素敵だと思いました。
※ 映画の中では奇跡的な救いもあるそうですが、
その部分についての感想も素敵でした。
🔶 問題は既に起きています
娘は今年で12歳になります。
彼女にはパソコンもスマホも与えていませんが、
彼女がネットの世界に無防備に接触した場合、
このようなことが起きてしまうと思うと
恐怖でしかありません。
大人がどうやって子ども達を守っていけるか
子ども達には身を守る方法をどう伝え、身につけさせていくのか
ひとごとだと思わずにちゃんと向き合いたいと思いました。
重い話を最後まで読んで下さってありがとうございます。
イラストはお借りしました。ありがとうございました。
優しいお気持はありがたく、ちゃっかり頂く方針にしました💖