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言ノ葉

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ゼロの紙さんとこれでも母の共同マガジン。 『言葉』について、気付きや感じたことを書いて、集めてみました。
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はじめのことば ~リスト~

2022年の後半。 ずぅっと心の中にふわふわした雲がありました。 いつしか私の強い願いになっていました。 ふわふわしすぎて、 誰にも言えない内緒の願いでした。 そんな時。 ひとつの記事に出逢いました。 言葉に真摯に向き合っているゼロさんならではの 心に響く記事。 この記事を読んで、 「 あぁ、同じところを見てる。 」 と勝手に思いました。 一緒にやっていきたいなって思いました。 「 それぞれがマイペースで   言葉について書いたnoteや   過去に書いてきたn

できること💗

大みそかは毎年、 『0655-2355』のスペシャルを子どもとみています。 今年も安定の面白さでニコニコしながらお正月を迎えていました。 『たなくじ』もめっちゃいい引きでした(ヘッダー参照)。 まさかその元旦に、 実家のある北陸地方で大幅な地震があるとは。 翌日の羽田空港の飛行機事故も胸が痛みました。 お願いがあります。 心が滅入ってつらい時は、 無理してショッキングな映像はみないようにしてください。 つらい思いで心がつぶれないように、 まずは、自分で自分を守って下さ

現実とか心とかすきとかきらいとか、でもありがとうの2023年でした!

今年もおわってゆきますね。 公私ともに色々ありました。 とくに下半期はなんだんねんって いうぐらい試されました。 紅白にちょうどAdoさんが登場してます。 ほんとうにうっせーうっせーうっせーわ みたいなこともあったのですが。 でも沈みそうになるそのたびに色々な方に支えてもらいながら今日大晦日を迎えることができました。 ありがとうございます。 今日の朝書いた記事でもひとつの言葉を紹介 してますが。 ありがとうと言ってる時は不安は遠のくんですね。 今年はnoteで言え

忘れられない言葉~「不安と感謝は同時に感じられない」。

じぶんの中に降り積もった言葉はいつのまにか、降り積もっていたことさえ、忘れてしまって、心の底で眠ったままだったりする。 でも、こんな忘れっぽいわたしでも一度聴いたら、忘れられない言葉というのが幾つかあってそのトップにあがるフレーズを今年は何度も思い出していた。 わたしは瞬間的にしょっちゅう不安になっておろおろするタイプなのだけど。 不安な時って、やってくるかどうかもわからない不安のことばかりに気持ちが注がれている。 そのことを止めたいと思っていた頃。 『ほぼ日』の糸

いちばんすきな花、すきなものを言葉にすることの難しさ。

ショートケーキのてっぺんのいちごは 一番最後に残しておいて、土台にも載って いないいちごを食べるのが好きだった。 後からいちごを食べることをすきな、 わたしのことを知っている弟に、 それちょうだいって言われてダメって 言えなくて、すきだったいちごを 食べられなかったことも たくさんあったけど。 わたしのなかでは、わたしのいちごが 待っていた。 そんなショートケーキみたいにいつも 好きなものにはたどたどしくても言葉を 尽くしたいなんて思うから、つい後回しに なってしまう。

プリンスへ捧ぐその熱量。「推し」では語れないアーティストへの愛し方を知った。

とてつもない想いに触れた時、気持ちはふるえる。音楽って不思議だ。音はずっとそこに立ち止まることはないのに。捕まえようとしたそばから、逃げてゆく。 でも捕まえられなかったと思ったその音は、もうすでに自分の心につかまってしまって、ずっと離れられない。 この体感という経験はなんて至福なんだろう。 でも世の中にはほんとうにその音につかまってしまって、その楽曲がひとりの人生の足先の向かう方向まで決定づけてしまうことがあることをこのコラムで知った。 憧れは歩みを止めるけど憧れ

偶然を描いたドラマの中で、いちばん好きかもしれない。

『いちばんすきな花』。 こんなにやわらかいタイトルなのに なんて厄介なドラマなんだろう。 noteでドラマ感想文を書くのはたいてい 一本につき一度きりなのに。 これで三度目だ。 登場人物の誰にもじぶんは似ていないくせに なにか、とても懐かしい感情にであっている 気持になる。 懐かしいって都合のいい言葉だけど。 感情が懐かしいいのだ。 このドラマのタイトルのひらがな寄りな ところもすき。 「いちばんすきな」までがひらがなでとても 流動的っていうか、ゆれている。

短歌で傷つけてしまったあの日の父へ。

父から携帯に電話がかかってきた。 絵本をこの間送った時のありがとうの 電話だった。 20分以上彼と話しながら今回は、父は 傷ついていないのだな、 よかったなって正直思った。 ずっと昔に短歌集が出た時、父と娘は ほとんど交戦状態で。 父に歌集がみつかってしまって、和歌山の 田舎の書店で買ってくれたのだけど。 わたしの書いた短歌にショックを受けて 彼が悲しんでいるのがすごくわかった。 手紙をもらった。 短歌の中の主人公はわたしではなく 架空の人間だと思って欲しかった

ほんがあれば📖ことばがあれば

🍃不調の始まり 最初は熱と頭痛とだるさから💦 寝込んで動けないことで、 家族に迷惑を掛けてることが辛くなり、 メンタルがダウン💦 少しでも熱が下がると 溜め込んだ「やらなあかんこと」を始めてしまい、 また熱がぶり返して寝込む。 『貧乏性由来のあほあほループ』をやらかす自分に嫌気がさして メンタルはさらにダウン💦 ダウンしたメンタルだけでも上向きにしようと 少し無理してでも行きたかった場所に出かけてみれば、 出かけてる間は気が紛れるけれど 後で体が悲鳴をあげて熱を出し、

はじめての絵本『どこかでだれかが』。誰かに届くということの幸せ感じています。

この間、11月11日にイラストレーターのイシノアサミさんとコラボした絵本『どこかでだれかが』を出版しました。 絵本をご注文いただいた方々のご厚意で、noteやX(元Twitter)に届きました!と、素敵にご紹介して頂いてとっても嬉しく思います。 声を届けてくださること、とっても励みになっております。 🦒わたしのXのアカウント宛てにお知らせ頂いた方やnoteで「あなたの記事が話題です」のお知らせ頂いたお名前をご紹介しますね。順次更新していきまーす🦒 ミーミーさん 北野赤

じぶんの痛い心を知ってくれた人のことを好きになるように。#いちばんすきな花。

子供時代って、過去というよりはほとんど 未来に属しているのかもしれないけれど。 もうこんな年齢になっても、わたしはたえず 子供だった時のじぶんと今のじぶんを 行ったり来たりしているような気がする。 今すきなドラマ、『いちばんすきな花』。 でもどういいのかを伝えるのは難しくて。 なんども紙のノートに台詞を書いて眺めて いるのだけれど。 ●二人組を求める人生で出会った、4人のひとりたち。 これがこのドラマのキャッチフレーズ。 もともと学校の中でもふたりぐみになれなかっ

ふたりになれない、ひとりとひとり。

ふたり。 ふたりは世界でいちばん最強だと 思っていた頃知ったフレーズがあった。 二人のためという言葉に酔っていた。 みんなとうまくいかなくても ふたりならうまくいくと思っていたわたしに とってふたりという単位は、最強だった。 寺山修司のこの言葉の中に甘いふたりを 傘の下にあてがって、にこにこしていた。 そこにじぶんを入れていたかもしれない。 でもそれがもろくも崩れてしまうのは それからほどなくしてだったけど。 たしかに最強だ。 上手くいっている時は、

エッセィ『たったひとつだけで』

子育てを始めてからの私は、 「夜泣きで抱っこし続けるのがしんどい」 「こまぎれ睡眠でしんどい」 「家事が思うようにできなくてしんどい」 「リラックスできる時間ができなくてしんどい」 とへとへとでした。 育児誌やネットの成功例をみるたびに、 「同じ様にうまくできない自分」が情けなかったです。 (うまくできないと叱られるという幼少期のトラウマが原因) 心も体も疲れ果ててしまい、 自分のことを「このダメ人間!」と追い詰めた先に 小さな小さな私が「ダメじゃないよ。諦めないで」って

エッセイ「ごめんなさい」と「ありがとう」

オカンの反省文です(*- -)(*_ _)ペコリ ⭐傷ついた息子を守りたい息子の自閉症(発達障害・脳の障害のひとつ)に気づかなかった私。 息子が中学校(当時1年生)へのストレスで、 体も心も壊れかけて激ヤセした挙句、 眠れない影響でうつろな表情になった時、 私は自分を責めました。 なにやってんだ! お母さんのあなたがしっかりしなさいよ! 息子がこんなにつらそうな時に フルタイム✕週5の仕事やら、 娘の小学校のPTAやらやってる場合なの?! 大事なものの順番、間違えとらん