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のりしお往復書簡76 海の思い出と価格高騰問題

急に秋過ぎてどうにかなっちゃいそうと思ったら今日はめちゃ暑い!
暑い!と文句言ってたくせに暑くなくなると急すぎて調子狂うとか、どっちやねーん!と自分の中の自分が日々語り合っています。
少し時間が空いてしまったけれど、日仏翻訳家の新行内紀子さんは元気でいるだろうか。
お返事を書いていきたいと思います。

のりちゃんこんにちは。
ちょっと体調を崩していてお返事が遅くなってしまってごめんね。元気にしていたかな?
急な秋へのシフトチェンジに戸惑っているものの、やはりこれくらいのヒンヤリが過ごしやすいんだよねと思ったりしているよ。
そうかと思えばまた暑くなるし、油断はできないね。

進化退化光線(放射線)源があったら何を進化させて何を退化させる?

前回の私の質問に対する回答をありがとう!
暴走しそうだからこの機能を封印するって、のりちゃん君は賢いね。
歴史が変わっちゃうやつだよね。冷静になると本当にそうだと思うわ。
きっとのりちゃんと私が出会う今という時間すら危ぶまれる気がするわ。
賢明なのりちゃんがいてくれてよかった。

海の思い出ってある?

私も出身が神戸で海の近くで生まれたのだけれど、その海での海水浴の思い出はないんだよね。
なんせ近くにあったのは漁港だからさ。浜辺じゃないんだよね。
釣り舟が止まっていて堤防で釣りをする人がいたり。
でも小さかった私は勝手に近づいてはいけない場所だったんだ。
海に近づくのは年に何回か海神社でお祭りがある時だけで海の思い出としては薄いよね。。。
祖父の家も静岡の海の近くにあって、そこは浜辺だったけど遊泳禁止区域だったからやっぱり海に近づく事はあんまりなくてね。
身近に海がありながらあんまり海と戯れることはなかったんだ。
でもいつかきれいな海でダイビングをしたいという夢をずっと持っていたの。
DVDも持っているくらい『グランブルー』が好きな映画でね。
大人になってからやっと沖縄とグアムでダイビングを体験したんだ。
すごくきれいでたくさんの魚たちと泳ぐことができてテンションがすごく上がったんだけど、海の底の底を覗き込んだ時に
『ここは行ってはいけない領域なんだな』と悟ったんだ。
すごく真っ暗で、驚くほど大きな魚が泳いでいる影が見えて、ものすごく美しいんだけどゾッとしたんだよね。
あんな美しく恐ろしい暗闇は見たことがない。
すごく怖かった。
それ以来ダイビングはしていない。
まぁ、行く機会がないって言うのが一番の理由だけど、前ほど前のめりに行きたいと思わなくなっちゃった。
私はまだ陸地を探検しきれていないから、海は魚に生まれ変わったときに探求することにしたよ。

価格高騰で驚いたものってある?

最近ネットで画材を買おうとしたんだ。
画材だけはいつも値段をあまり見ずに必要なものを買うんだよね。
その時も買い物かごにポンポン入れてお会計しようとしたら、思ってた以上の値段でびっくりしたの。
数量間違えたのかと思った!
価格が上がっているのは知ってたんだけど、これほどかと。
これはもうかなり痛すぎて、、、困り果ててひとまず違うメーカーのものに変更したよ。
原材料価格高騰につき、絵画作品価格も上がりかねないよね。
食べ物とかも上がっているけどさ、私にとっては画材が上がる方が痛かったみたい。
一回に買う量が多いからだろうね。
のりちゃんは何か買おうと思ってビックリするほど高くなってたものって最近あるかな?
あったら教えてね。

ではでは、また。

shiori

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