「ただいま」と言いながら家の扉を開けると、お母さんの声がして、安心感に包まれた記憶。淡いピンクのわたわたに包まれて、今まで張り詰めていた身体と心の緊張が一気にほぐれていく。

「ただいま」
そうやって、じぶんの内側にある扉を開け、じぶんに還る。自分の内側にも、同じように母のような穏やかで優しい場所があることに気づく。

”いつでも、戻っておいで。ここはあなたの居場所。どんなあなたも愛しているわ。だけど忘れないでね、じぶんの内側や感覚を。”

大事なものは、全部自分の内側にある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?