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ととのう。の境地を目指して

こんにちは。

急に寒くなってきましたね。
普通に生足ショートパンツで出掛けたら凍えそうだったので、
今日は久々にちゃんと長ズボンを履きました、
しおりんです。

最近、岩盤浴と露天風呂に行ってきました。
控えめに言って最高でした。

皆さんは、サウナ好きですか?

あの「ととのった〜」という感覚。
あの境地、感じたことありますか?

私は水風呂に勇気だせずに
まだ入ったことがないので、
その境地に達することができているか
分かりませんが、

サウナやその中でロウリュをした後の
汗めっちゃかいて、体から要らないものが
出ていくような、何とも言えない
あの爽快感が大好きです。

2年ほど前からサウナブームで、
皆さんも”サウナー”という言葉を
一度は聞いたことがあるのではないかと思います。

”サウナー”とは
「月に1回以上サウナを利用する」
サウナ愛好家のこと。

国内に、なんと推計1千万人。

(この前相席屋で出逢った社長さんもサウナーだった。)

サウナは新たなカルチャーとして、
コアワーキングサウナや
サウナが会社の福利厚生になったり、
「サ旅」というサウナのために
旅に出るまで人まで出てくるようになりました。

さて今回は、そんな人々を魅了してやまない
「サウナ」の魅力に迫りたいと思います!

(この記事を読んだ皆さんが、サウナを通して
人生をより豊かなものにすることが
できることを願って書きます。

あわよくば、私と岩盤浴にでもいきましょう。)

*今回の記事の教科書はこれ↓
「人生を変えるサウナ術 なぜ、一流経営者はサウナに行くのか?」 

ぜひ読んでみて!

「ととのう」感覚の正体は?

そもそも、よく聞く
「ととのった〜」という感覚の正体は
何なのでしょうか?

当方一応看護師ではあるので、フィジカル面からその感覚を探りたいと思います。

サウナの入り方は簡単に言うと
「サウナ→水風呂→外気浴」
というサイクルで入っていきます。

まずサウナ室に入ると
身体は暑い空気に包まれて
ジワジワと汗が出てきます。

体内の老廃物が汗とともに排出され、
体の物質交換が進んで、疲労回復に繋がります。

体温は徐々に40℃近くまで上昇し、
身体は代償的に体温を冷まそうと
皮膚表面の血流量を増加させ、
脈拍も平常時の2倍ほどの速さになります。

サウナとか岩盤浴に入ったあと、
「気持ちいい」という感覚よりも
「疲れた」という感覚を感じることが
あるかもしれませんが、

それは、
80〜90℃もあるサウナに何時間もいたら
死んでしまうので、身体が危険信号を出すために
交感神経が活発になることが原因かもしれません。

そうやって「熱くなってきたな・・・」と感じたところで水風呂へ。

ここからは私の未知の体験なので
調べた知識になりますが、

温められた身体が冷たい水で急に冷やされ、
ここでもまた交感神経が優位になります。

(16℃とかの水風呂にずっと浸かっていたら
体温がどんどん下がり、
これもまた生命の危険を脅かすため
身体が危険信号を出します)

水風呂も十分に浸かったところで、
外気浴で休憩をとります。

この時、
サウナと水風呂で大きく交感神経が
優位になっていたところから、
逆に副交感神経が優位となり、
身体全体が一気にリラックスモードになります。

水風呂によって収縮していた血管も解放され、
体温も脈拍も平常時に戻ります。

この、交感神経から副交感神経に
自律神経がスイッチングする感覚、

著書によると

暑かったり、寒かったりした環境から平常の環境に戻ってくると「ホッとする」、この、
自分の基準である体温や脈拍へと一旦リセットされ、リブート(再起動)されるときの、いうなれば野性的な感覚が、サウナにおける爽快感であり、「ととのう」という感覚の正体だ。

と述べられています。

そう、これ。これなんです。

この一連の流れを終えると、
血流の変化によって身体の凝りがほぐれて、
だるさや疲れが取れ、
頭がシャキッとするんですね。

眠れない現代人。

病院に勤めていると、
睡眠薬を使う患者さんがとても多いです。

睡眠薬を飲むこと自体、悪いことではありません。

眠れないという不快感や睡眠不足で疲労回復できないのなら、
睡眠薬を飲んで睡眠をしっかりとる方が、
身体へのメリットが大きいです。

病棟のカンファレンスでも、
どうやったらこの患者さんは眠ること(休息)ができるのかとか議題に上がって話しあったりもするくらい、睡眠って重要なんです。

また、患者さんだけでなく自分自身を含め、
やりたいことがありすぎて寝る間が惜しくて
夜更かししてしまう人や、
ストレスで眠れなくてショートスリーパーなんだ
という人も少なくありませんよね。

さらに環境的にも、
PC やスマホといった当たり前に
長時間使用しているデバイスのブルーライトにも
原因はあると思われます。

こういう眠れない現代人にも、サウナって超良いらしい。

私もサウナ入った日はめっちゃ眠れます。

著書によると、

サウナに入らなかった日の夜は、脳や体の疲労を回復させる深い睡眠の割合が全体の14%程度だったのに対し、サウナに入った日の夜は約28%と、全体に占める深い睡眠の割合が2倍近くになっていた。

と述べています。

サウナの中には電子機器を持ち込めないから、
物理的強制的にデジダルデトックスになるっていうのもあるのかもしれません。

睡眠時間を長く取れない人もいると思うので、
質を高めるためにも、眠れない人こそ、
サウナへ行ってみるのもありかと思われますね。

他にも沢山あるよ、良いこと。

サウナの効能を一つ一つ語っていたらキリがないので、簡単に箇条書きしますが、

・ご飯が驚くほど美味しくなる
(発汗よって塩分不足になるので塩味系が最高)

・免疫が高まり、風邪を引くにくくなる
(これからの寒い季節にもってこい)

・心臓病、アルツハイマー病などの健康リスク低減(色々調査結果が出てるらしいよ)

・自律神経が鍛えられて、メンタル安定
(メンヘラはサウナ行こ。)

・サウナで繋がるコミュニティ
(サウナに限らず、何か共通の好きなものを介した繋がりっていいよね)

・モテる
(たぶん、体と心が安定して余裕が出るからかな)

サウナの入り方・注意点

最後に、サウナの効果的な入り方と注意点!

サウナーの人達が「サウナに入る」という時、基本的には

「サウナ室に入り、その後水風呂に入り、
その後外気浴をするというサイクルを何度か繰り返すこと」

を指すらしい。

それぞれの場所で何分ぐらい過ごし、
何セットやればいいのかという部分に関して
参考までに著書によると、

サウナ4:水風呂1:外気浴5

らしい。

でも一番大事なのは、
そういう”こうせねばならない”という
観念に囚われず、それぞれの好みや体調に合わせて一番気持ちいいと感じるところで入るのが
一番です。

サウナや水風呂で交感神経の働きが十分高まったら、それ以上入り続けても効果はないので、
「苦しいな」「キツくなってきたな」と思ったら
無理しなくて大丈夫です。

フィジカル的な目安としては、
よく運動してる人なら活用しているかもしれないけど、心拍数に従うのも一つです。

サウナに入ると大体平常時の2倍くらいにまで上がるので、そのタイミングで切り替えるのもいいですね。

注意点は2つ。

①心臓疾患のある人や体調の悪い人は無理に入らない

高温のサウナや水風呂によって
急激に血圧や心拍が上がったり下がったりするため、
既往がある人は必ず医師の許可を取ってから
入ってくださいね。

風邪のひき始めで入ることは、
確かにスッキリするというのもあるので一概に言えないけど、

脱水を助長してしまうので、
しっかり水分を取った上で
体調と相談しながら入りましょう。

②飲酒後とご飯食べた後は入らない

飲酒後にサウナに入ると血流が良くなるので、
アルコールの回りが加速します。

アルコールとサウナによってダブルで
脱水が進むので、極めて危険です。

また、ご飯を食べた後は
胃や腸などの消化管に
消化のための血液が集中しており、

そこでサウナに入るとその消化に必要な血液が
全身を巡る血液に使われ、
消化不良を起こしたり、
身体への負担が大きくなります。

サウナに限らず、
お風呂はご飯を食べたあと
最低30〜60分後以降に入りましょう。

まとめ

ここまで読んでくれた皆さまありがとうございます。

今日は大作で3000字に達しました。

サウナや岩盤浴温泉が大好きなので、
熱量が入ってしまいました。

しかも、なんか今日は真面目なことしか書いてないきがする。。

(でもあわよくば、一緒に岩盤浴いきましょうという下心は満開です。)

寒い季節になったので、体を冷やさないように、
時には湯船に浸かって疲れを癒してくださいね。

(余談:バスソルトとか入れると、塩分の発汗効果や保温・保湿・殺菌効果で効果的なお風呂時間になりますよ☺︎お風呂大好き☺︎)

P.S ちなみに、
ヘッダーの「サ道」見たことあります?

ヘッダーにちょうどいいなと思って使用しましたが、見たことなくて・・・

この記事書いてたらみたくなったので、もし見たことある人いたら感想教えてください!



おわり



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