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業務の役割変化と今の会社にいつづけるリスクを考える

2歳の子供を持つワーママです。IT業界でエンジニアとしてフルタイムで現場リーダーをやっていてます。今の会社から転職しようか迷いながら、何を軸にこれからの仕事を選ぼうか決めかねています。

10月第2週、統括部単位の下期キックオフがありました。それの前後でいろいろと自分の役割が変わることが分かり、新しい役割のほうがやっぱりワクワクするなと思ったので、今後のキャリア選択の参考に自分の「好き」を考察してみます。

下期からの役割変化

今のところ、検討中の段階での打診ですが、このような役割に就く予定です。

  • インドネシア拠点のビジネス立ち上げ支援
    これが一番びっくりしました。
    担当するメーカーごとにチームが編成されている組織です。私が担当しているメーカーのビジネスをインドネシア拠点でも始めるので、そのビジネススキームを作る支援をする、という役割です。
    今のチームを見渡すと、この役割をできる担当レベルの社員は私含めて2人。もう一人は新規ビジネス立ち上げに携わり始めたので、私が選ばれたと思われます。

  • 新規取扱い製品のビジネススキーム策定
    担当するメーカーが新しい製品を発表して、その製品を販売するための体制を作ります。今までソフトウェアのみを扱っていましたが、この新製品はハードウェア。売った後のサポート体制がソフトウェアのみの場合と異なるので、それをメーカーの方針を聞き出しながら日本でのサポート体制を築いていきます。
    これも今のチームを見渡すと、過去の業務経歴から課長部長レベルを含めても私が最も適任です。

  • 今のリーダー業務から離れる
    上期はマニュアル化が進んだ業務を社歴1〜2年目のメンバーでも回せるようにする務めでした。その業務を下期はサブリーダーが担当するそうです。
    10年くらい溜まったノウハウを今のメンバーでも活用できるように工夫して、業務品質を維持できるようにしてきました。でも個人として成長感がなく、離れることは惜しくはないです。

気持ちの変化

率直な気持ち

嬉しい気持ちとなんで評価が上がらないのだろうという気持ちが半々で、素直に喜べない自分がいます。

ビジネススキームを作る役割は「選ばれている感」があり、業務難易度的にも自分にとっていい経験になりそうです。

一方で、抜擢されているけど管理職にはなれず、人事評価的にはそれほど高くなく、そしてお給料も上がらない。

目に留まった本

そんなもやもやした気持ちを抱えている時に、フライヤーでこの本の要約が公開されました。『40歳で何者にもなれなかったぼくらはどう生きるか』
まさに、40歳で肩書きがない私。

「後輩に職位は追い抜かれ、40歳を迎えて肩書きがない人は”そのうち”がないことを受け入れよ」と説いています。

・・・泣けてきます。

そんな人はどう仕事と向き合うか。そんな問いの解として「おばちゃん」が出てきます。50代以降のおばちゃんは出世などとは関係なく、やりたい仕事をしています。そして生き生きしている。ここを目指せばいいのだと。

・・・これからの時代、肩書きの重要性は低くなると思っている。この本でいう「おばちゃん」を目指したい。でも課長にすらなれていないってどうなのよ、と思う。

今置かれている立場をどう受け止めるか

管理職のタイトルへのこだわりを持っています。しかし、そのこだわりがさほど重要でないようにも思っています。

ひとまず、今の会社で今年の管理職試験は受けられないようなので、ビジネススキームを作るという自分の気持ちがワクワクしていることを肯定して、この役割を楽しみたいと思います。

そしてこの役割を職務経歴書に書くならどう書きたいか、今のうちの想像してみたいと思いました。

自分の「好き」とは

「ビジネススキームを作る」と思うとワクワクする私。

ビジネスの種を見つけるが「0→1」なら、ビジネススキームを作るのは「1→10」なのでしょう。これから花開いていく姿を見ていくのが好きで、なるべく花が長く咲き続けるように地盤を整えるのが得意なのです。

この手の業務を今の会社でどの程度できるのか。下期は得意分野を担当できますが、その後はなかなかチャンスがなさそうな気がしています。今の会社はいつの間にか大企業になり、私の志向とは異なり始めているようにやっぱり思います。

転職サイトに登録してみて、興味を引いて、自分が活躍する姿が想像できるか、情報収集を始めてみようと思いました。

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