【プロレス】敗者も輝く
プロレスにおいては勝者より敗者が輝く場合もある。
男をあげたライガー
2002年10月30日横浜文体。パンクラスの大会において鈴木みのるvs獣神サンダーライガーの一戦が総合ルールで行われた。結果は鈴木選手が勝利したが、プロレスラーとして不利なルールにも関わらず対戦相手として名乗り上げたライガー選手の男気のほうがファンの記憶に残った。
このときライガー選手が見せた浴びせ蹴りはこの試合におけるハイライトである。
なおこの試合以後、鈴木選手は「公式戦」で総合格闘技をしていない。
潔い鈴木選手
時は流れて2018年1月5日東京ドーム。新日本プロレス「Wrestle kingdom」においてNEVER無差別級、王者・鈴木みのるvs挑戦者・後藤洋央紀の一戦が行われた。なおこの試合は「敗者髪切りマッチ」であり、敗者はリング上で髪を切ることになっていた。
結果は後藤選手が勝利し、鈴木選手は髪を切ることとなった。しかし、鈴木選手は自らハサミを入れ、潔く髪を切った。この行動により、勝者である後藤選手より敗者の鈴木選手のほうが目立つことになった。
まとめ
フォトギャラリーに「浴びせ蹴り」の画像が上がっており、思い出しながら書いた。プロレスは敗者にもスポットライトがあたる稀有なエンターテインメントであり、スポーツでもある。
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