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デビュー曲「メタメタ-赤-」「メタメタ-緑-」がリリース!滝雲 しおり@にいがたIDOLproject

リリース直前。先にこのnoteで楽曲についての想いなどを公開します。リリースをお待ちください。お楽しみに

こんにちは、滝雲しおりです。今日は、私の人生で最も大切な日といっても過言ではありません。ついに、デビュー曲「メタメタ」をみなさんにお届けする日が来ました。しかも、ただのデビューじゃないんです。「メタメタ -赤-」と「メタメタ -緑-」、2つのバージョンで同時リリース!

「メタメタ」誕生秘話

実は、「メタメタ」の歌詞は中学生の頃に書いたものなんです。あの時から、ずっとギターを弾きながら、色々な曲調で、この歌詞と向き合ってきました。毎日、学校から帰ってきては、ギターを手に取り、「メタメタ」を歌う。それが私の日課でした。

なぜ「メタメタ」なのか。方言というわけではないのですが、いつの間にか私は「メタメタ」という言葉を使っていました。言い換えるなら「めちゃめちゃ」かな。でも響きがかわいらしくもっと強調したい時とか…感覚的なものなので説明は難しいです。

東日本大震災で経験した「メタメタ」になった街の風景。新潟に引っ越してきて感じた「メタメタ」な心の中。そして、それでも前に進もうとする「メタメタ」な勇気。全てを込めた言葉なんです。

1つの歌詞、2つの心

中学生の頃から毎日練習を重ねる中で、「メタメタ」は様々な表情を見せてくれました。ある日は激しく、ある日は優しく。その時の私の気持ちによって、同じ歌詞なのに全く違う曲に聴こえるんです。

そんな経験から生まれたのが、「メタメタ -赤-」と「メタメタ -緑-」。同じ歌詞なのに、まるで別の曲のよう。不思議でしょう?

「メタメタ -赤-」は、私の内なる炎。魂の奥底で燃え続ける感情を、ありのままに歌い上げました。ギターの音色が響き、私の叫びが夜空を切り裂くんです。震災後の混沌とした感情、新しい環境への不安、それでも前に進もうとする決意。全てを「赤」に込めました。

一方、「メタメタ -緑-」は優しい風のよう。同じ想いを、ポップな調べに乗せて歌います。新潟で出会った優しい人々、少しずつ芽生えた希望、未来への期待。それらを「緑」に託しました。聴いてくれた人の心に、小さな希望の種を植えられたらいいな。

どちらを聴いても歌詞はひとつの「メタメタ」。でも、きっと違う私に出会えるはず。これこそが、中学生の頃から積み重ねてきた私の音楽の軌跡なんです。

歌詞:メタメタ
風にゆれる記憶 遠い日々の景色
引き裂かれた空 新しい地平線
ギターだきしめて 歌う理由探す
戻れない場所 それでも前を向く

波際に立って 想い馳せる
懐かしい町並み 消えない誇り
今を生きてる 複雑な気持ち
笑えない日々も 歌に変えてく

メタメタな私のストーリー
描いてく 自分だけの軌道
スキップしたって つまずいたって
それもいい それが私らしさ

強がりばかりの 不器用な言葉
本当の気持ち ギターに乗せて
我慢の限界も アートに昇華
歌えば少しずつ 心が軽くなる

コックピットに座って 人生そうじゅう
メタメタな軌跡も 愛おしいんだ
今日もやりきった それでいいんだよ
明日への希望 胸に秘めて

メタメタなわたしのストーリー
描いていく 自分だけの軌道
スキップしたって つまずいたって
それもいい それが私らしさ

繋ぎ合わせた心 歌い続ける
この曲線の軌道 それも美しい
メタメタな私が 紡ぐメロディ
新しい私へ 今日も歩き出す

歌詞に刻まれた記憶と希望

「メタメタ」の歌詞には、私の人生が詰まっています。一部ですが、

風にゆれる記憶 遠い日々の景色
引き裂かれた空 新しい地平線

この部分は、震災直後の風景を思い出しながら書きました。大切な思い出の場所が失われ、見慣れた景色が一変してしまった。でも、その中にも新しい希望を見出そうとする気持ちを込めています。

ギターだきしめて 歌う理由探す
戻れない場所 それでも前を向く

ここには、音楽との出会いが私にくれた勇気を表現しています。ギターを抱きしめることで、言葉にできない想いを音に託すことができた。そして、戻れない過去を嘆くのではなく、新しい未来に向かって歩き出す決意。

スキップしたって つまずいたって
それもいい それが私らしさ

この部分は、新潟での新生活に慣れようとする中で生まれた言葉です。うまくいかないこと、失敗することがあっても、それも含めて自分らしさなんだと。そう思えるようになった時、少し肩の力が抜けた気がしました。

デビュー曲への挑戦

正直、デビュー曲で2バージョンの同時リリースは、かなりの挑戦でした。でも、私の中にある複雑な想いを、一つの形では表現しきれなかったんです。

事務所の皆さんと何度も話し合いました。最初は難色も少し示されましたが、私の想いを粘り強く伝え続けました。「この2つのバージョンこそが、滝雲しおりの音楽なんです」と。

そして、リスクも踏まえた上で今回の形式でいくことになった時の喜びは忘れられません。みんなの理解と支援があったからこそ、この挑戦ができました。

中学生の頃からの軌跡

思えば、音楽との出会いが私の人生を大きく変えました。

中学の音楽の時間、先生がギターで弾き語りをしてくれたんです。その瞬間、電撃が走ったような衝撃を覚えています。

「先生!私もギター、弾いてみたいです!」

気づいたら先生に相談していました。普段は表現をすることが苦手な私ですが、ギターを弾きたいと言う私を見て、父がギターを買ってくれたんです。

最初は指が痛くて、うまく弾けなくて。でも、「メタメタ」のメロディーを奏でられた時、涙が止まりませんでした。やっと、自分の気持ちを表現できる手段を見つけたんだって。

それからは毎日、学校が終わるとすぐにギターを手に取りました。指先が痛くなっても、喉が枯れそうになっても、「メタメタ」を歌い続けました。

時には、家族に「うるさい」と言われることもありました。でも、黒猫のサチコだけは、いつも私の歌を聴いてくれました。サチコが尻尾を揺らしながら聴き入る姿に、少しずつ自信が湧いてきたんです。

アイドルとしての決意

正直に言うと、最初は自分がアイドルになるなんて想像もしていませんでした。でも、「にいがた IDOL project」のオーディションに出会った時、直感的にチャンスだと思いました。音楽を通じて、多くの人に何かを伝えられるかもしれない。そう思ったんです。

オーディションでは、もちろん「メタメタ」を歌いました。緊張で声が震えそうでしたが、目を閉じて中学生の頃の自分を思い出しました。あの時の想いを、今ここで歌うんだ。そして、「特別賞」という結果。まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、呆然としてしまいました。

あなたの心に、「メタメタ」な風を

この曲が、誰かの心に届きますように。
風に靡くカーテンのように、あなたの心をそっと揺らせますように。
朝日のように、少しずつあなたの世界を明るく照らせますように。

聴いてくださる皆さんの中で、「メタメタ」がどんな色に輝くのか、想像するとワクワクします。

あなたにとっての「赤」は、どんな感情でしょうか?怒り?情熱?それとも、愛?
あなたの「緑」は、何を表しますか?希望?安らぎ?それとも、新しい出発?

「メタメタ -赤-」と「メタメタ -緑-」を聴き比べて、あなたの中にある様々な感情と向き合ってみてください。きっと、新しい自分に出会えるはずです。

さあ、一緒に「メタメタ」な世界へ

これからの道のりは、きっと平坦ではないでしょう。でも、私は音楽と共に歩んでいきます。

時には「メタメタ -赤-」のように情熱的に。
時には「メタメタ -緑-」のように優しく。

そして、いつか私の歌が誰かの心の支えになれたら。そんな日が来ることを夢見ています。

メタメタになっても大丈夫。それも、かけがえのない私たちの人生。

さあ、「メタメタ」な私たちの物語を、一緒に紡いでいきましょう。

最後に、いつも応援してくれる皆さんに心からの感謝を。
家族、友人、新潟の皆さん、そして全国の応援してくれる方々。
皆さんの支えがあったからこそ、今の私があります。
これからも、精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします!

心を込めて。
滝雲しおり

新しいグッズも登場!

デビューを記念して新しいグッズもリリースします!何があるかは、まだ秘密。でも、きっと皆さんに喜んでもらえると思います。楽しみにしていてくださいね!

さらには、先日LINEスタンプもリリースしました!よかったら使ってくださいね!

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