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文句たるな

犬島キャンプ2019 Day2

6時に集合してきれいな朝焼けを見ることから始まったDay2

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コンテンツ盛り沢山だった中から、おばあちゃんたちとお話会だけピックアップ!
犬島で1番の魅力と個人的に思うほど、本当に年齢を感じさせない頭キレッキレのおばあちゃんたち。
高校生:お店も病院も学校もない小さな島の生活は、不便じゃないんですか?
おばあちゃん:文句たるな(文句言ってばっかりの人でいるな)!
ここのやりとりが強く印象に残っている。
その環境の中でどう楽しいを作っていくか。環境に不満を感じるのは、楽しいを創り出せていない自分の責任。
そう言っていた。

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環境を選ぶのは大事だ。尊敬できる人がいるところ。理念に共感できるところ。やりたいことができるところ。判断軸はたくさんある。
でもいざ中に入ってみると、「あれ?こんな風とは思っていなかった。」となることがある。
そんな時、自分のhappyをつくるためにその環境をどう活用するか?を考える。これが大事。だって、100%自分の思い通りに行く環境ってこの世にない(と私は思っている)から。「あ、ここ違う、じゃあ次のところ」ってちょっとも立ち止まらずに移動してしまう人は、また新天地でも同じことが起きる(と私は思っている)。
例えば、夢の国ディズニーランドに入園直後エルモとグリーティングしたいと思った場合。それは次回に持ち越して今日はネズミを好きになってみようとか。直接は無理ならgoogleで検索して画面越しに会ってみるとか。(笑) 入園後に [また舞浜駅に戻って、電車で東京駅に向かい、新幹線に飛び乗って、新大阪で降りて、電車を3回乗り換えて、USJに行く] のは、時間的にも金銭的にも非効率じゃないのって思うのです。

もう一つ、「え、おばあちゃんたちすごっっ!?」って思ったやりとりを紹介
高校生:犬島にアートが来て迷惑とか思ってないですか?観光客が増えて静かな生活が崩れたりとか
おばあちゃん:わしはアートがすき。天気や時間やその時の気持ちによって、全然違う顔に見えるんよ。パシャパシャ写真だけ撮って帰る観光客は知らない、アートの面白さを知ってるんよ。夜のコンタクトレンズ(作品名)、まだ見てないじゃろ。

新しいものを受け入れる思考の柔軟さに驚かされた。日本人は、科学的にも新しいものを避けたがる傾向があるとどこかで読んだ。
目まぐるしいスピードでいろんなものが変化していくこの時代。新しいものを闇雲に恐れず、本当にいいものには価値を感じられる人でありたい。おばあちゃんはそう思わせてくれた。

まあ、その日の夜はみんなでコンタクトレンズ見に行ったよね

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