見出し画像

紗々をつくってみたら、大きなチョコのハンバーガーみたいになった

「勘で紗々を作る!俺たち紗々パティシエ!」というYouTubeがあります。

一度、観て忘れていたのですが、スーパーのお菓子コーナーで紗々を見たとき「私も紗々作りたい…!(ていうか、どうやって作るんだろう?)」と気になってしまいました。

紗々は、細い線状になったホワイトチョコとチョコが交互に編まれているようなきれいなお菓子。小学生の頃、大好きでした。ちょっと高級なこともあり「たまに食べられる贅沢なお菓子」感がたまらない。

ただ、「どうやって作るんだろう」と考えると、思考が止まってしまいます。え、どうやって再現すればいいんだろう?

そもそも、うちには細いチョコレート絞り器のようなものはないけれど、何で代用しよう?100均に行けばお菓子作りコーナーにあるかもしれませんが、専用の道具を使うのは負けた気になります。というか、余計な買い物をしたくない。

うちにあるもので代用して紗々を作りたい!

とりあえず、スーパーでは板状のホワイトチョコとビターチョコを買ってきました。本物と比較するために紗々も購入。

そうそう、これです。板チョコは写真を撮り忘れました。

「チョコを湯煎しよう」と思ったところで、ここでも壁が。うちには耐熱ボウルがありません。プラスチック製のボウルが1つあるのみ。これではチョコを溶かすことすらできない!

考えた末に「自分が食べるだけだし」と、耐熱容器に入れてレンジでチョコを溶かす作戦にしました。知らなかった、一応レンジでも溶けるらしい。

うちにあるものの中で絞り器に代用できそうなものを探したところ、ジップロックしかありませんでした。ジップロックにチョコレートを入れて、端っこを挟みで切ります。

なんとかジップロックから絞り出すことに成功したものの、全然きれいじゃない!ハサミで切った部分が大きすぎたのか、線が太い上に安定しません。

ジップロックをケチって1つだけ使ったので、チョコとホワイトチョコを交互に重ねることができません。ホワイトチョコを出し切ってからチョコを出します。冷蔵庫で固めて後から重ねる作戦にします。

クッキングシートの上で並んでいく、太めの紗々もどき。うまくいきそうにない気配ですが、ここまで来たらやり切るしかありません。ホワイトチョコを絞り出し、次にチョコレートを入れて絞り出しました。

「クッキングシートからはがすとき、細いと折れちゃうだろう」と思ったので横の線も入れます。

なんか、思ってたのとちがう…。後半はヤケクソ。

次の日の朝、冷蔵庫で固まったチョコレートをチョコ→ホワイトチョコ→チョコ→ホワイトチョコで重ねて完成!びっくりするほど分厚くて、ハンバーガーのような紗々ができました。

横に並べると、繊細さがまるでちがいます。

本物との比較

食べてみると、味はふつうにチョコ。おいしいです。ただ、パリパリ感がなくなっていたので、やっぱり線の細さは大事みたいです。

クッキングシートの上で重ねられた方がたぶんきれいになるので、作るときはホワイトチョコとチョコ、2つの絞り器を用意した方がいいです。固めたあとに重ねるのはむずかしい。

次はもっと繊細なお菓子を作りたいな、と思いました。おしまい。

↑ちなみにこれは粘土細工の紗々動画だけれど、恐るべき完成度の高さ。すごすぎ。

この記事が参加している募集

つくってみた

やってみた

読んでくださり、ありがとうございます。みなさんのスキに支えられています。サポートもうれしいです! twitter→https://twitter.com/morimoto_shiori