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妊婦農家の日常🤰ー⑨車の運転中が赤ちゃんとの交流時間

私の住む茨城県は、車がないと不便なので出産ぎりぎりまで運転していました。ただ、妊娠をして臨月に入った頃、注意力が散漫になって反対車線から車が来ているのに右に曲がろうとしてしまったことがありました。危険を感じ、①畑の行き帰り②妊婦検診の2つの用事以外では運転しないことにしました。スーパーへの買い物などは、主人と一緒に行って、もちろん私は助手席に座ることに。

都心に住む妹からは、「妊婦が運転するなんて危険」と言われましたが、茨城では車がないと何もできません。妊婦検診に行くときにいろんな妊婦さんを見てきましたが、お腹の大きな妊婦さんが一人で運転して検診に通う姿をたくさん見てきましたので、田舎ではこれが当たり前の光景なのかもしれません。都心だって、大きなお腹を抱えて満員電車に乗らなきゃいけなかったりしますもんね。満員電車より一人の空間を確保できる車の方がよっぽど安全なのではないかと思うのは私だけでしょうか。

さて、妊婦さんによってタイミングが違うと思いますが、お腹の中の赤ちゃんが良く動く時間ってありますよね。私の場合は、早朝の野菜の収穫からの帰り道の車内でお腹が頻繁に動いていました。一仕事終えて、気分がホッとする道中だったからかもしれません。

赤ちゃんはお腹の上の方をドンドンと叩いたり、おへその方でギューッと押されたりするのが定番でした。私はその度に「おはよう」とか「今日も元気だね」とか話しかけていました。今思い出してもとっても懐かしく、心がほっこりします。

産まれてきて産婦人科で入院中に息子をじっと見ていると、大きく手足を伸ばして伸びをしたり、足を強くキックしたり、とってもよく動く子。こうやって産まれてからの動きを見ていると、お腹の中にいる時の状況を思い出して、「こういう動きをしていたから、ここが動いていたんだな」と答え合わせができて楽しかったです!

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