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「ESG」「SDGs」の視点からうまれた商品やサービス

こんにちは、花と緑の企画会社㈱JOUROのライターをしている岩田紫苑です。
先週に引き続き、JOUROが目指す「ESG経営」についてご説明します。
ESGとは一体なに?という方は、こちらも併せてご覧くださいね。

欧米では、企業が当たり前のように「ESG」に対応しているそうですが、
日本では具体的に行動に落とし込んでいる企業が少ない、とのこと。
JOUROでは、苦戦しながらも「ESG」の視点から、うまれた商品やサービスを開発しています。

①STEMN(ステムン)

商品説明

日々、お花を扱う現場では、たくさんの茎が廃棄されています。
その茎を資源として活用した商品開発プロジェクトが「STEMN」です。
第一弾として、植物用ポットをつくりました。
ポットの原材料は、一度世の中に出回った新聞古紙と粉砕した茎。
新たな地球資源を使わず、且つ不要になったら、土に埋めれば地球に還ります。半年から一年かけて、地中の微生物が分解してくれるため、
ゴミを排出しない設計です。

SDGsへの取り組み

具体的な取り組みとして、下記の3つの目標に該当しています。

12:つくる責任つかう責任
前述した通り、STEMNの原材料は、廃棄される茎と新聞古紙。新たな地球資源を使わないため、「天然資源の持続的な管理と利用」に貢献しています。
さらに、使用後は、お庭に埋めていただく事で土に還るため、「廃棄物の発生の大幅な削減」に貢献しています。

14:海の豊かさを守ろう
STEMNは、石油由来の素材を使用していないため、海洋マイクロプラスチック問題の低減につながります。お花屋さんや園芸屋、ホームセンターでよく見かけるプラスチック製の鉢や容器をSTEMNに変えてもらうことで、「海洋汚染を減らす」ことに貢献できます。

15:陸の豊かさを守ろう
原材料である新聞古紙は、一度消費者の手に渡り、その後回収された、
市中回収古紙です。紙資源でありながらも、木を切っていないため、森林保全に貢献しています。

②HANAMUKE for biz

サービス説明

法人向けフラワーギフトのお困り事を解決するサービスです。
従来の花贈り(法人向けフラワーギフト)では、お祝いをする側の要望に沿って、各々のお花屋さんが、個別で納品をしています。
お花を贈りたい!という人の数だけ、現場に届くお花がある、
ということです。

よく選ばれるものとしては、長持ちする胡蝶蘭や、空間が映えるスタンド花。しかし、この納品方法では、様々なお困りごとが、現場で発生しています。

・開店当日、忙しいのに、お花屋さんの納品対応に追われてしまう
・開梱作業に手間がかかる(ダンボールやセロハンなどのゴミも出る)
・沢山のお花が届き、そもそも置くスペースがない
・お花を管理できず枯らしてしまう…など

これらのお困りごとを解決し…
お祝いをもらう側と全国のお花屋さんをつなげる場を提供しているのが、「HANAMUKE for biz」というプラットフォームサービスです。

特徴としては、お祝いを贈る側の予算をお預かりし、とりまとめます。
そして、お祝いをもらう側お花屋さんが、その予算内で、どのような装飾内容にしようか…?と、打ち合わせを実施。
決定した装飾内容を、当日納品という流れです。


SDGsへの取り組み

具体的な取り組みとして、下記の2つの目標に該当しています。

12:つくる責任つかう責任
HANAMUKE for bizを活用することで、
・お祝い花の梱包資材(ダンボールやラッピング材、器)などの破棄の低減
・管理が行き届かず、朽ち果ててしまうお花の低減など
につながります。
過剰な装飾を抑えることで、頂いたフラワーギフトを大切に扱うことができ、結果として地球環境の負荷軽減にもつながります。

13:気候変動に具体的な対策を
前述した通り、従来の花贈り(法人向けフラワーギフト)では、
お花を贈りたい!という人の数だけ、現場に届くお花があります。
つまり、複数のお花屋さんが、お花を納品するために配達するのですが、HANAMUKE for bizでは、装飾担当をするお花屋さんが1社に選定されます。選定された花屋さんが一括納品を行うので、結果として、温室効果ガスの排出低減につながります。


今回は「ESG」のE部分である、環境問題にフォーカスした
商品やサービスをご紹介しました。

このように、JOUROは持続可能な社会を実現するべく、
E(環境)S(社会)G(ガバナンス)の観点を大切にしながら、
具体的に開発目標である「SDGs」に取り組んでいます。

STEMNいう商品や、HANAMUKE for bizというサービスを活用することで、「SDGs」に貢献したり、「ESG」という視点を取り入れることができますので、気になる方は、是非ホームページをチェックしてくださいね!

▶STEMN
ホームページ

▶HANAMUKE for biz
ホームページ

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