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花からはじまる親孝行

おはようございます、花と緑の企画会社㈱JOUROのライターをしている岩田紫苑です。
オンラインコミュニティ花と緑の社会実験室「soe!」では、現在、様々なプロジェクトが立ち上がっています。

そのなかの1つ、「お花のお届け×お助け」というサービスについて、本日はご紹介します。

誰が進めているプロジェクトなのか?

アトリエアトリ代表の末永あとりさん が、進めているプロジェクトです。

「お花のお届け×お助け」とは、どんなことをするの?

あとりさんが、ご注文者様に代わり、ご両親などの高齢者宅へお花を手渡しで届けに行きます。それと同時に、1時間程度の“ちょっとした”お手伝いもする事業を展開しています。

“ちょっとした”お手伝いとは…
例えば、スマホの使い方、テレビ電話の設定、電球の交換など。
お米やお水など、重い食材の買い出し。
扇風機やこたつなど、季節家電の出し入れ。簡単な農作業のお手伝いなど。

上記は一例に過ぎません。医療や介護では、カバーしきれない
小さなお困りごとを解決してくれるサービスです。

配達地域は山梨県全域、ご注文は全国どこからでもOK!
サービスはこちら




プロジェクトを立ちあげた背景について

1.ご自身の経験から

あとりさんご自身の経験をもとに、事業を立ち上げた、とのことです。
あとりさんのおばあちゃんは、東京で1人暮らし。おじいちゃんは数年前に他界。
娘さんである、あとりさんのお母さんは、おばあちゃんが心配で…
週末のたびに、帰省をして、顔を見に行っていた、とのこと。
また、お母さんは、お誕生日など特別な日には、おばあちゃんにお花を贈っていたそうです。

しかし、コロナが流行り、ここ2年は県をまたぐ移動が制限され、
帰省したくても出来ない状況に。顔を見て、テレビ電話をしたい、と思っても
なかなかおばあちゃん1人では、スマホを使いこなせず…
せめて声だけでも聴きたい…と電話を繰り返し、電話代がかさんでいったそうです。

そんな状況を目の当たりにし、
こんなサービスがあったら、自分たちが利用したい!というアイデアがもととなりました。
また、昨年はクラウドファンディングにも挑戦し、このサービスが事業として成り立つ、という手応えも得られたことから、サービスを始めた、と仰っていました。

2.お子様とご両親。どちらの気持ちにも寄り添う、新しい帰省のカタチ。

ご両親と別の県に居住しているお子様の、帰省頻度の割合をご存知でしょうか。
1年に1度程度orそれ以下、と回答した割合が、46 %だそうです。
(ご両親と同県内に居住の方は0%)

上記は、あとりさんが実施したアンケート結果で、様々な事情により帰省できない方も、一定数いることが判明しました。
その理由として
「仕事が忙しく休みが取れない」
「連休が取れない」
「交通費などの費用がかさむ」
「帰省しても、どう接すればよいかわからない」

一方、お子様の帰省について、ご両親はどう思っているのでしょうか。

「一緒の時間を過ごせるのは嬉しいけれど、わざわざ来てもらうのは、気を遣う」
「子供には迷惑をかけたくない」
「子供には自分の人生を楽しんでほしい」など。

お子様のことを想っているからこそ、遠慮の気持ちが働いてしまっているかもしれません。

この両者の気持ちに寄り添い、
何をすればいいかわからないけど、喜んでもらえる親孝行/帰省をしたい!
手間や気を遣わせたくないけど、お子様とつながりを感じたい!これらに応えるのが、あとりさんが考案したサービス「お花のお届け×お助け」です。

現在の活動

今年5月には、「お花のお届け×お助け」の取材が入り、UTYテレビ山梨の[スゴろく]にて放送されたそうです。
サービスや配達の様子を、分かりやすく伝えることができ、
さらにお客様の生の声をお届けすることができた、と、あとりさんは仰っていました。

また、「お花のお届け×お助け」のサービスが、
笛吹市と甲州市のふるさと納税の返礼品に採用されたそうです!
笛吹市と甲州市がふるさとの方は、必見ですね。

さらに、この事業と並行し、週末はイベントに出店することも多いそうです。
花と縁結びで有名な放光寺というお寺で開催している市場では、あとりさんが作成した、ドライフラワーのアレンジメントを販売。山梨市の古民家「やまぼうし」では、花手水でフォトスポットを作り、リピーターの方も多くいらっしゃるそうですよ。


お花という、誰もがもらって笑顔になれるアイテム。
そして、あとりさんの“ちょっとした”お手伝いが掛け合わさった、素晴らしいサービス。

山梨県がふるさとの方、山梨県にご両親がいらっしゃる方、
是非、あとりさんのサービスを活用し、新しい帰省を試してみてはいかがでしょうか。

▶アトリエアトリ 末永あとりさん
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