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クロード・モネと私


先日、心から待ち望んでいたモネの庭(フランスのジヴェルニー)に、ついに行くことができた。

私とクロード・モネとの出会いは、小学校4~6年生のいつか。
絵画クラブに所属していた私は、6年生のとき、卒業課題に取り組むように講師から言われた。
油絵で有名な画家を模写するように言われ、美術の図鑑をパラパラめくっていた時、
クロード・モネの作品を見て、ビックリした。

子供ながらに…「なんだ、この点々の数はっ!!!!」
点描法を全く知らなかった時だから、仕方ない笑
(結局、クロード・モネの模写は難しすぎて出来なかったんだけどね笑)

点で絵を書く人=クロード・モネ、という大きなインパクトを受けて
中学生になり、のちにそれは印象派という部類の代表的な画家だと知った。近づいてまじまじ見ると、一粒の点でしかないのに…絵から離れた場所で眺めてみると、一つの絵になる。不思議だった。


2015年のモネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで、には2回も行ってしまうほど魅了されて…
その時に、絵の舞台であるモネの庭が、フランスにあることも知った。

いつか、行きたい。

頭の隅にずっと残っていて、
まさか2019年にそれが実現できるなんて思ってもみなかった。
新婚旅行の行き先を選ばせてくれた夫には、感謝しかない…

ということで、念願のモネの庭に訪れたのだけれど、当日は人!人!人!
フランスの休暇日(4連休の初日)に重なり、観光客+現地の人でごった返し。


しかし、モネの世界はそこにありました。

絵でみていた通りの睡蓮。絵でみていた通りの池。太鼓橋。柳の木。

感無量でした。
ココを舞台に、モネは絵を書いていたのか。
モネはこの家に住んでいたのか。

モネの庭に立ち、しみじみ。
モネの家に入り、しみじみ。


5月6月はお花のベストシーズンみたい。
花園?楽園?天国?のようだった。
バラ、シャクヤク、睡蓮、フリージア、グラジオラス…まだまだ、名前の知らないお花が沢山咲いていた!


滞在時間は2時間程度だけれど、自分の中では、かなり記念すべき出来事のひとつで、かつ感動的なひとときだった。

*参考になったサイト
タビナカマガジン
https://tabinaka.co.jp/magazine/articles/8268


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