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和菓子をどうぞ

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すこやかに、しあわせにー。今も昔も変わらぬ願いを込めてつくり味わい、伝えられてきた日本のお菓子。今この時をともに迎えられた喜びに、この先もつつがなく過ごしてゆけるよう祈りを重ねて… もっと読む
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#小雪

11/22〜12/6 小雪のお菓子『落ち葉焚き -おちばたき-』

11/22〜12/6 小雪のお菓子『落ち葉焚き -おちばたき-』

提供: 11/22〜12/6 *11/28休み
菓銘: #落ち葉焚き -おちばたき-
きんとん(小豆・山の芋) | 焼き芋餡

紅葉シーズンもたけなわ。昨今なかなか目にすることがなくなった落ち葉焚きを小豆と山の芋を使ったきんとんで映しました。中は焼き芋餡です。

 ♪ かきね(垣根)の かきねの まがりかど
  たきびだ たきびだ おちばたき ( 唱歌「たきび」 )

ちょっとした空き地が身近だ

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11/22〜12/6 小雪のお菓子『木枯らし』

11/22〜12/6 小雪のお菓子『木枯らし』

提供: 11/22〜12/6(29休)
菓銘: #木枯らし
きんとん(小豆・薩摩芋/山の芋使用) | 大納言粒餡
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やわらかさを増す冬の陽光に照らされながら色づいた木の葉が散ってゆく頃。遠くの山から雪片をも吹き寄せてきたかと思うほど冷たい木枯らしの風を小豆とさつまいものきんとんで映しました。中は春日大納言小豆の粒餡です。
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冬の分厚いコートの出番も間近。大気が冷え込むにつれ、体温を逃がさない

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11/22〜12/6 小雪のお菓子「姫椿 -ひめつばき-」

11/22〜12/6 小雪のお菓子「姫椿 -ひめつばき-」

提供:11/22〜12/6
菓銘: #姫椿
木々の彩りは少しずつ足下に。少しずつ色を失っていく季節に、今年も山茶花、別名・姫椿が咲き始めました。やわらかな花弁をもっちりとしたういろう生地で映しました。
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冷え込みが進むにつれからだは縮こまりやすく、気持ちも少し内向きになっていきます。寒さから身を守るための正常な反応なのですが、ケガをしやすくなったり血行不良で痛みやコリが出や

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11/18〜22 小雪のお菓子「ふきよせ」

11/18〜22 小雪のお菓子「ふきよせ」

提供:11/18(月)〜22(金)
菓銘: #ふきよせ
色づいた葉が北風に吹かれ舞い落ちて足もとに集まってくる、そんな初冬の風情を映した薯蕷(じょうよ)練切をおつくりしました。練切なら中は通常こしあんですが、今回は踏むとカサカサと音を立てる落ち葉に見立ててあえて豆の皮を残した小倉あんを包み、山の芋を使った外の練切生地にも混ぜこんでいます。宇治のお煎茶、じょうみょうとご一緒に。
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色を変え葉を落と

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