見出し画像

戦う虚無感。

この渦に巻かれてから、常に虚無感との戦いだ。

ポジティブでいることも、ネガティブでいることもできないってのはなかなかしんどいのだよ。それを私は虚無感と呼ぶのだけれど、いっそネガティブに振り切った方がまだ気持ちは楽だと思う。ただ黙々と考えることを試されてる

年末から年始にかけて、感染者数が爆発的に増えたことが報道され「2度目の緊急事態宣言か否か」というモヤモヤを残したままお正月に突入。お正月ムード抜ける間も無く首都圏は緊急事態宣言発令。関西もそれに続く見込みとなり

またかー

っとなった。
何度も何度もイベントが延期になり、何度も何度も企画を見直して、練り直して、対策を強化する算段をつけて、結局延期や中止に追い込まれるの繰り返し。
代替え案を考えても、結局それもダメになり、ダメになり、ダメになり、なにをやっても全てダメになり、色々ダメになり過ぎて

どうでも良くなった。

どうでもいいと言うのはちょっと語弊があるかもしれないが、諦め過ぎて、諦め尽くしてしまった。これ以上諦めることがないくらいあきらめ尽くした。

こんな私は可哀想だろうか?

中止やキャンセルの処理を淡々と行いながら考える。
こう言う時こそネガティブの皮をかぶって仕事につなげた方がいいのだが(ネガティブは金になる。それは本当)、根明すぎて向いてない。

悲劇のヒロインぶってみようかとも思ったが、その素質がそもそもない。

自分の不幸に浸る才能がない

誰に怒ることもなく、何かのせいにすることもできず、己の不運にすら浸ることができず、でも結構現実的にはシビアな状況のいま、思考回路のやりどころがないので「なぜ今、私は虚無感に襲われているか」というお題を延々と考えている。

自分にとって意味のないことは起こらない

それが私の人生のモットーである以上、この虚無な時間にもなにかしら意味とやるべきことがあるのだと頭では思っているのだが、

なにをやっても無駄なんじゃ?

っという気持ちが心の大きいところを占めて、なかなか新しいことをしようと言う気にならない。やってみなければわからない。やってみたらうまく行くのかもしれない。きっと今、この悩みを誰に相談しても判で押したように同じことを言われると思う。

「やってみたらいいじゃない?」

この大きすぎる虚無感をしっかり消化するまでは、なにもできないのが本音。ここで無理をしてしまうと、何かあった時に自分のメンタルを支えきれなくなってしまう。

もしかしたらこの考え方はものすごくネガティブに聞こえるのかもしれないし、バリバリ仕事をする方から見れば「甘え」に見えるかもしれないが、

自分が本当につかれしまった時に、それを認めて休めるってなかなかできないことだよ?

っと私は思う。少なくとも1年前の私にはできなかった。

個人事業主となって、まだ1年も経たない。この間、試行錯誤の連続で、色々なものを見聞きしてきた中で、フリーランサーはやたらと「ポジティブ」か、やたらと「ネガティブ」のどちらかに振り切ってる方が多くて、どっちをみてても私はつかれてしまう。成功しているとされている個人事業主さん、社長さんの色々をみているだけで「うんざり」することもしばしば。

人と自分を比較するの向いてないなぁ

っとしみじみ思う。「あの人みたいにしてみたら?」っと言われても、私は私だからできないよ。

私は自分のペースで生きるためにフリーランスを選びました。

ガツガツできない。
頑張れない。
自分の信念にそわないことは絶対にできない。

そういう個人事業主はきっとすごく損をして、世にいう成功からは程遠いのかもしれない。

でも、私はとても自由だよ

頑張りたくない時は頑張らなくていい。
頑張りたい時はものすごく頑張る。

これでいいじゃないか。

大きな大きな虚無感を抱えて、ここ1ヶ月半くらい過ごしてきたけれど、そのうちこの虚無感にも飽きて、何か始めるタイミングは必ずくる。

ずっと元気にポジティブしてるの疲れるから、今はちょっと休ませてもらいます。

っということで、しばらくは頭の中ぐるぐるさせながら虚無期を楽しみたい。これは己と虚無感との戦いなんだ。そして、この戦いには勝ちたい。なんとしても勝ちたい。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?