汐音 凛

『歴史扮装を文化として楽しむ。』をテーマに17〜20世紀初頭の衣服をデザイン&制作。そ…

汐音 凛

『歴史扮装を文化として楽しむ。』をテーマに17〜20世紀初頭の衣服をデザイン&制作。その衣服を『着ること』を通して、歴史・美術・音楽を体験できるイベントを国内外で開催中。NINA'S Marie-Antoinette association 日本イベントマネージャー

マガジン

  • アトリエSHIONE

    アトリエSHIONEでのイベント情報をお知らせします!

  • ヒストリカルコスチューム研究家 汐音のお仕事

    ヨーロッパの17世紀〜20世紀初頭の衣服を研究し、再現制作し、それをお客様に着て体験いただくことで「歴史を楽しみながら学ぶ」体験を提供しているアトリエSHIONEの仕事の裏側と、ヒストリカルコスチューム研究家としての汐音の仕事を紹介してます。

  • 好きで稼ぐはムヅカシイ。

  • 過去のイベント

    アトリエSHIONEで開催した過去のイベントです

  • 世界の美術館・博物館。

    日本、海外での美術館、博物館、特別展を見た記録です。

最近の記事

再再販◆プチ・トリアノンのシュミーズドレス『1783AtelierShione』

※6月20日現在の受注状況 残り2着で受注終了となります ご希望の方はお早めに‼︎ マリー・アントワネットが大切なお友達と過ごしたプチ・トリアノン。田舎風庭園で着用されたシュミーズドレスを当時のパターンから再現いたしました。 現代も着用しやすいようにスカートの丈はお選びいただけます。コットン100%の生地ををたっぷりと使ったドレスは優雅で着心地抜群! 素敵なピクニックに、特別なお出かけに、もしお外での着用が恥ずかしくても王妃の気分でナイトガウンとしても。 マリー・アン

    • アトリエSHIONE特製シュミーズ

      ご要望をいただいておりましたアトリエSHIONE特製シュミーズ再販です! アトリエSHIONEのイベントで、ドレスの下に着ていただくシュミーズ。いつものイベントでは皆様にフリーでお貸しだししているのですが「自分に合ったサイズのものが欲しい」「デコルテの空き具合を調整したい」との要望に答えて、カスタムオーダーのシュミーズを再販いたします! イベントにこのシュミーズをアトリエSHIONEのイベントにお持ちいただければ、今までよりもよりご自分に合ったスタイルでドレスを美しく着る

      • 7月20日開催◆新会場スタジオSHIONE

        今回はスタジオSHIONEとしては新会場での開催です! シャンデリアが煌めくゴージャスなスタジオで、あなただけの特別な時間を! 歴史考証をしながら本格的に製作した各国の王侯貴族のコスチュームを纏い世界でここだけの体験をぜひ。 お一人様100カット以上の写真は全てデータでお渡ししております! 初めてのご参加の方でも安心!手ぶらでいらっしゃっていただければ、プロのスタッフ一同があなたを素敵なヒロインへと変身させます。 年齢、体型に関係なく、体験いただけるようご用意しておりま

        • 6月15日開催◆マリー・アントワネットの肖像画を再現する『王妃様の撮影会』

          ※5月21日の受付状況 満員御礼! 追加枠も埋まりましたの受付終了となります 18世紀フランス王妃として輝いた、マリー・アントワネットの肖像画より 有名な庭園の王妃のローブ・ア・ラングレーズを再現いたしました。 ブルーグレーのタフタとレースをたっぷり使ったローブ・ア・レーヌ(王妃様のドレス)をぜひ体験してください! ◆概要◆日時:2024年6月15日(土) お支度の時間:10:30〜12:00の会場入り 撮影時間:11:30〜15:30 会場:東京都内 山手線駅から徒歩

        再再販◆プチ・トリアノンのシュミーズドレス『1783AtelierShione』

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        • アトリエSHIONE
          16本
        • ヒストリカルコスチューム研究家 汐音のお仕事
          4本
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          7本
        • 過去のイベント
          4本
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          3本

        記事

          アトリエSHIONEの18世紀ドレスコレクション

          マリー・アントワネットの王妃時代(新古典)のドレスコレクション ◆赤ストライプのローブ・ア・ラングレーズ 7〜11号 ◆アップルグリーンのローブ・ア・ラングレーズ 9〜11号 ◆ピンクのローブ・ア・ラ・ポロネーズ 7〜9号 ◆黄色のローブ・ア・ラ・サーカシエンヌ 9〜11号 ◆黄色いストライプのローブ・ア・ラ・ポロネーズ 7〜9号 ◆オレンジのローブ・ア・ラ・ポロネーズ 7号(細身) ◆赤いストライプのローブ・ア・ラ・ポロネーズ 9号、13〜15

          アトリエSHIONEの18世紀ドレスコレクション

          中能登で織られた美しい生地のドレスで能登半島を応援したい

          「令和6年能登半島地震」により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。 この度、アトリエSHIONEでは今回甚大な被害を受けた中能登で作られた美しい生地たちを使用したドレスを通し、このドレス達を体験いただいた代金の10%を石川県令和6年能登半島地震災害義援金に寄付させていただくキャンペーンを実施いたします。 中能登は日本で有数の織物の産地です。 汐音は10年ほど前から、中能登にあるメーカーさんが作った生地に惚れ込み度々取り寄せてドレスを制作してまいましました。

          中能登で織られた美しい生地のドレスで能登半島を応援したい

          満員御礼◆3月9日開催スタジオSHION

          シャンデリア煌めく宮殿のような素晴らしいスタジオで体験できる、究極のヒロイン体験。 スクリーン背景ではなく、豪華なスタジオを独占して撮影。お一人様100カット以上の写真は全てデータでお渡ししております! 初めてのご参加の方でも安心!手ぶらでいらっしゃっていただければ、プロのスタッフ一同があなたを素敵なヒロインへと変身させます。 年齢、体型に関係なく、体験いただけるようご用意しておりますので、安心してお申し込みください。 ◆イベント概要◆ーーーーーーーーーーーーーーーー

          満員御礼◆3月9日開催スタジオSHION

          ローブ・ア・ラ・フランセーズまでの道のり

          ヒストリカルコスチュームを研究し始めたのにはそれなりに訳があります。 最近アトリエSHIONEを知った方はご存知ない方々も多くなってきましたが、汐音は元々コスプレイヤーです(今も卒業はしておりません!)コスプレイヤーと言っても漫画やアニメはほとんど嗜まないので少々ジャンルが特殊でして、主に宝塚などのミュージカルのコスプレをして楽しむということを10年以上続けていました。(今年で20年目になります) 最初はエリザベートのドレスを着てみたかったのが発端で、大劇場に隣接するステ

          ローブ・ア・ラ・フランセーズまでの道のり

          ヒストリカルコスチュームって何?

          衣服から歴史を知る歴史に沿って当時のパターンや作り方を研究し、現代の素材や縫製方法で出来る限り忠実に再現をした衣服をアトリエSHIONEではヒストリカルコスチュームと呼びます。現代の衣服とは構造も形も全く違う色々なデザインの衣服たちはまさに「着る歴史」 腕の形、ウエストの形、バストの形、歴史によって少しずつ流行が変わるにつれて、衣服は変化していきます。 アトリエSHIONEでは250年前〜の近世ヨーロッパの衣服を研究し、現代の日本人でも着やすい形で再現、制作しています。

          ヒストリカルコスチュームって何?

          アトリエシオネ

          みなさま、ご機嫌よう。 アトリエSHIONEの代表をしております汐音と申します。 17世紀〜20世紀初頭の欧州の衣服を研究・再現・制作をして、ゲストに着用体験いただける場を提供することを主な仕事としております。 このマガジンではアトリエSHIONEの裏側や、ヒストリカルコスチュームの研究についてのお話し、イベントのレポートなどを連載してまいります。 歴史を纏う体験を通して アトリエSHIONEにできること アトリエSHIONEが伝えたいこと 皆様にお伝えできれば幸いで

          アトリエシオネ

          日付オーダー制◆スタジオシオネ『肖像画撮影プラン』

          肖像画のような1枚を、歴史衣装を纏った姿で残したい。そんなご希望から生まれたプランです。 いままでのスタジオSHIONEとは異なり、バストアップメインの撮影をカメラマンと丁寧に撮影し『作品』として残します。撮影画像の中からお気に入りの1枚をお選びいただき、レタッチ(補正・修正)後に四つ切りサイズに印刷いたします。 アンティーク家具に囲まれたスタジオで、通常のスタジオSHIONEよりじっくりと時間をかけてあなたの肖像を作品として残してみませんか? 肖像画プランでは、通常のア

          日付オーダー制◆スタジオシオネ『肖像画撮影プラン』

          クリノリンドレスリスト

          アトリエSHIONEで着用いただけるクリノリンドレス一覧です ◆黄色のクリノリンドレス 7〜11号 ◆ピンクのクリノリンドレス 7〜11号 ◆グリーンのクリノリンドレス 7〜11号 ◆ブルーのクリノリンドレス 7〜15号 ◆白にネイビーリボンのクリノリンドレス 7〜11号 ◆グリーンに黒レースのクリノリンドレス 9〜13号

          クリノリンドレスリスト

          1つ歳をとりました。

          7月22日、また1つ歳をとりました。 誕生日の当日は『汐音生誕祭2023』と銘打って、自分を主役にした撮影会を開きいつも遊びに来てくれるメンバーとアトリエSHIONEを支えてくれるスタッフに囲まれてお誕生日を祝っていただきました。 43歳になりました。 毎年誕生日には自分の1年を振り返るのですが、42歳の1年はとても悩み、苦しみ、もがき、考えた1年だったのではないかと思います。 「真面目に取り組まなくては」「がんばらなくては」「しっかりしなければ」っとひたすら自分にプレッ

          1つ歳をとりました。

          この3年間。

          ウィルスに振り回された3年間にやっと一区切りがついた。 いつかは終わると思っていたけれど、結局終わりということはない。終わりはないけど区切りの時がきた。 ウィルスが広まり始めたタイミングで会社員をやめ、自分の仕事とひたすら向き合う日々は、感染拡大の状況に振り回され、常に気を張り続け、ゲストの皆様も、スタッフも、私自身も目一杯気を張ってイベントを行っていた。途中、何度も折れた。辛かった。私が主軸になってイベントを開催する以上、そのイベントに参加したいと思ってくださった方、力

          この3年間。

          コルセットの話。

          こんにちは。シオネです。 今回はヒストリカルコスチュームとコルセットの関係についてのお話です。 日本人でもドレスの下のコルセットに憧れを持たれる方は多いかと思います。キューっと締め上げたウエストにしてみたいという憧れは「ドレスが好き」とおっしゃる方なら一度は抱くのでは? 今回はそんなコルセットとドレスの関係性が変わろうとしている今に迫ります。 ドレスとコルセット。 アトリエSHIONEにいらっしゃるゲストの方からドレスを着る際に「コルセットはしますか?」とお問い合わせ頂

          コルセットの話。

          汐音の台湾2022

          2年9ヶ月、台湾は近くて遠い場所だった。 今まで20回以上台湾に行っていて、いつでも気軽に行けた台湾がこんなに遠い国になるなんて思いもしなかった。パンデミックによる行動の制限、そして海外渡航が徐々に解禁されていっても台湾は厳しい検疫措置をとっているのでなかなか観光での渡航が解禁とならなかった。 海外に行けるようになったらまず台湾 っと心に決めていた私は、今か今かとその時を待っていた。 そして、ついに観光による渡航の解禁‼︎ その時はきた。突然に。 勢いに任せて渡航を決

          汐音の台湾2022