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半・分解展に出展させていただきました

衣服標本家の長谷川さんが開催された『半・分解展』にて4月19・20日の2日間アトリエSHIONEのドレス2点を展示させていただきました。

『半・分解展』は250年前〜の当時の衣服の現物を半分解体してその仕組みや構造を研究し、実際にそれを触ったり、着用することもできるし、パターンを購入することもできるし、とにかくすごいイベント。

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今までにも何度か開催されているのですが、いつも私が国外に行っているタイミングで展示を見に行くことすら叶っておらず、「いつか絶対見にいきたい」イベントでした。まさかそこで自分のドレスを展示するなんて夢にも思わず。。。です。最初にお声かけいただいた時は「ウソでしょ?!」と半信半疑だったのですが、長谷川さんから「面白いからやろうよ!」っとお誘いいただいたことに気を良くしてやる気を出し、私のワガママをたくさん聞いていただきつつ無事展示を終えることができました。

アトリエSHIONEの新作コレクション、『Rêve』シリーズより

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Rêve1760:Robe à la française

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Rêve1780:Robe à l’anglaise

ロココの代表でもあるローブ・ア・ラ・フランセーズと、ロココから新古典主義への変革期のドレスであるローブ・ア・ラ・ラングレーズの2着を展示させていただきました。
もう少し当時のドレスっぽい生地や素材で作った華やかなものの方がふさわしいか?っと悩みましたが、当時の本物がある環境で「それっぽい」生地や素材を使ったものを置く事は私の美意識的にどうしても許すことができず、このストライプで綴る連作の2点の出展となりました。
華やかなロココを想像していらっしゃるゲスト様には少々キッチュな印象か?とも思いましたが、概ね好評をいただきましてほっと一安心。
2日間、フルで在廊いたしましてドレスに興味を持っていただいた方々には時にドレスをひっくり返して構造をご覧いただき、歴史や文化のお話をドレスを通してたくさんすることができ、私にとって大変有意義な時間を過ごすことができました。

会場には長谷川さんのコレクションである素敵なお嬢さんたちが展示してあります

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衣服って100年も存在していると、語らずとも「物語」が表情に現れるのだなっと実感しました。

ローブ・ア・ラ・フランセーズのお隣には、同年代の素晴らしい刺繍のジレ(男性用ベスト)が!!

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イケメン達と並ぶ事ができて、とても光栄でした

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20日は汐音もドレス着用で参加

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着替えて外に出た途端からずーーーーーーーーーとドレスに関して熱弁を振るいまくる1日!とても楽しかったです。

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とても素晴らしい経験をさせてくださった長谷川さんに感謝!
そして見にきてくださった、話を聞いてくださった皆様にも感謝!
会場でお会いできたたくさんの出会いに感謝!!

ここで体験させていただいたこと、感じたことを元に、アトリエSHIONEも新しい企画に向けて動き始めます!

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