おかだしおん

たまにネコが家の中をとことこ歩く幻覚を見ます。飼ってません。

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Perky Old Chicken

 私らしくもないはたらき方を強いられたおれたちへ  起きたくもない時間に起きるには寝たくもない時間に寝なければならない。  周りの都合でスケジュールは埋まり、ミスをして詰められることはあれど、ファインプレーで拍手を浴びることはない。  誰のためにやっているのか。何のためにやっているのか。  そんなおれたちへ、デニス・ロッドマンの言葉を紹介したい。  バスケットボールの最高峰、NBAの歴史に名を刻むプレイヤーである。  マンガ『スラムダンク』の主人公、桜木花道のモデル

    • 新垣結衣さんと、どこかの誰かへ

      新垣結衣さん、ご結婚おめでとうございます。 「落下女」で見せたその可憐さで幾多の男子学生の心を奪い、その後はさながらポッキーのように一直線にスターダムをのし上がった2010年、「情熱大陸」で見せた姿は、極細ポッキーのようにいつ折れるやも知れぬほどあまりにもナイーブで、見るにいたたまれない思いがしたものでした。 そうして時が経ち、時折バラエティで見かける新垣さんは、非常にバランスの取れた大人のたたずまいでした。どんな人たちとの出会いが、何との邂逅がそれをもたらしたのか、自分

      • やさしいラップのすすめ

         どうやら私はラップというものが好きらしい。  三兄弟の末っ子である私は、兄の好みに多分に影響を受けて、小学生のころには山田マンとかキングギドラなんかになじみがあって、中学生時代にはエミネムの8Mileが上陸、地元の唯一のデートスポットみたいなシネコンにみんなでチャリ漕いで行って、あの当時感じたカッコ良さ&エロさみたいなものをなんと表現したら良いのか、甘い匂いとか香ばしい匂い以外にもずっと嗅いでいたい匂いってあるんだなってそんな感じだったように思う。  とはいえ自作のラッ

        • 『お茶にごす。』 姉崎部長マイベスト5

           マンガ好きなら誰しも、墓場まで持っていきたい作品の1つや2つあるだろう。今回はそんなマイリストの中から、西森博之の『お茶にごす。』を手に取ってみた。  西森作品においては、超人的な強さを備えたキャラクターが登場することが非常に多いけれど、多分に漏れず、本作品の主人公、船橋雅矢も圧倒的にケンカが強い。最初から最後までケンカというものには危なげなく勝っていくのだが、本作においては大した問題ではない。なぜならば、船橋自身が「俺は別に誰かを殴りたいわけじゃないんだ。皆と仲良く楽し

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