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子犬のような魚と美しい海が見守る母と娘の物語『ブルーバック あの海を見ていた』

あらすじ

若き海洋生物学者のアビーは、母親ドラ病に倒れたため 故郷の西オーストラリアに帰ってくる。

美しい海を一望する実家で母の世話をするアビーは、少女時代の記憶が蘇る。

ーー初めて潜った美しい入り江 ロバーズヘッドで巨大な青い魚ウエスタン・ブルーグローパーと出会った宝物のような体験

海の素晴らしさを教えてくれた母との日々

自らの原点を見つめ直したアビーは思い出の入り江へと向かうのだった…

予告編

感想 / レビュー

予告編を観たときに
ブルーバック(ウエスタン・ブルーグローパー)とダイバーがじゃれあってて"この美しいシーン どうやって撮影したんだろう…"そう思ったら何か無性に観たくなって観ちゃった。

ロバート・コノリー監督の「渇きと偽り」は気になってたんだけど機会を逃してね…

オーストラリアを舞台にした作品にこだわりがあるんだろうね。オーストラリア愛を感じる作品でした。監督、原作者、出演もほぼオーストラリア人だもんね。(ミア・ワシコウスカって名前の響きだけで勝手にロシア人だろうと思ってた。母親はポーランド人でした)

オーストラリアって言えば美しい海、グレートバリアリーフだよね。海中のシーンはオーストラリア人ならではの感性だと思った(決して透明度が高くないところに無数の魚の群れなど)

母と娘の関係と環境問題、美しい海と魚たち…
あまり重くならずに 主人公が景色を見てたら
幼い自分を思い出し 淡々と進行するストーリーにはなんとも言えない余韻が残ります。

そういえばオーストラリアにはアボリジニもいるしね。

クジラのシーンは感動したなぁ…

公式ホームページ

ウエスタン・ブルーグローパーとは


オーストラリア南部の海域に生息する ベラ科の一種で 約70年もの寿命があると言われている。

人懐っこく好奇心旺盛なことから 魚類を捕らえるスピアフィッシングの被害を受けやすい。

作品情報

タイトル ブルーバック あの海を見ていた
原作 BLUE BACK 作 ティム・ウィントン
映画のジャンル ドラマ・ファミリー
原題 BLUE BACK
公開年 2023
制作国 オーストラリア
監督 ロバート・コノリー
主演 ミア・ワシコウスカ
主演以外の主な出演者 ラダ・ミッチェル
 エリック・バナ

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